ミノウラ ローラー台 GYRO V270
ロードバイクに傾倒してから1年目が経過し、いよいよ購入してしまいましたローラー台。
MINOURA GYRO V270 限定メッキバージョン。ご多分にもれず「限定」の一言に弱く、愚かにもあえて割高な物にしてしまいました。購入価格は送料込みで\35,000程。
東京もいよいよ梅雨に突入したので、しかるべきタイミングで購入出来ました。今後は折角の休日に限って雨...!などと言っても脚だけは回せるようになりました。日本は雨が多く乗れない日々が続いたりもしますので、自転車乗りは購入すべきアイテムでしょう。
届いた箱は想定より少々大きく、本体は更に輪を掛けて大きい。ダンシングをしても倒れない様に、横幅がかなり開いておりかなりの面積を占有します。
折りたたみ式となっていましたが、ジャイロ部分が格納出来ず重量が有るため、折りたたみは不可であり立て掛けること等論外です。軽量と謳われていますがしっかり10kg有ります。今後何処を定位置とさせていただくか、家内の機嫌を取りながら検討していきます。
思いの外場所を取るため、一帖分のスペースが確保出来ないとローラー台の使用は厳しい。何より家族の理解が必要です。ただでさえ邪魔なロードバイクなのに、更にこれを宅内で回すなど到底想像すら出来ない状況ですからね。セッティングするとこのような状況です。
早速組み立ててバイクをセッティングすると、8畳間がかなり狭く感じられましたが病後という事も手伝い、暫くは部屋の片隅に置かせて貰えそうです。夢は3帖で良いからトレーニングルームが欲しいですね。
心配された騒音と振動はやはりそれなりに存在し、木造住宅の2階での使用は一般的なピアノが弾ける時間帯となります。回転数を上げると振動が激しくなるため、ローラー台とバイクのギアを高負荷にしてケイデンスを最大限抑えて使用しています。それでも洗濯機から発生する様な震動と騒音が使用中は絶えず生じます。1階で使用出来ればもう少しマシなのでしょうがバイクが置ける空間は私の場合2階の洋間の限られたスペースしか無いのです。
付属のクイックレリーズを使用すると容易に脱着が出来ます。この点は特筆すべき点ですがフロントのレリーズと揃わなくなる点と、このレリーズのレバー形状が古臭いデザインという点が妥協しなければならない点です。
このジャイロによって負荷を掛ける事が出来ます。唸る音が少々気になりますが、これでもかこのモデルからは随分と改良され低騒音なのでしょう。レバーの上げ下げで解除が楽に行えます。使用後の熱は相当な物でタイヤの表面が少々溶けますので、高価なハイグリップタイヤはあっという間に無くなりそうです。
正直いらない変速機。ワイヤの取り回しも面倒ですし、形状が太いハンドルには固定すら出来ません。負荷はバイクのギアで行えるので、この様なワイヤではなくジャイロ本体に有れば最良です。