白い巨塔
あっという間に今年も11月。年賀状が販売され始めて、年内に処理しなければならない事項に慌てて取り組む私で有りました...。
さて最近の読書は山崎豊子、巨編シリーズ第三段(私にとって)!白い巨塔に挑んでおりました。TV放映を見ていなくて本当に良かった。沈まぬ太陽、不毛地帯に続きとにかくこの専門知識、文章力、驚愕する程良く出来ている。
司馬遼太郎といい山崎豊子といい、やはり新聞記者であった方は、活字で伝える力が群を抜いていると思われます。
あとがきにも、取材に膨大な時間とエネルギーを費やしたと有りましたが、正に自身が医師免許を取るくらいに勉強されたのではないでしょうか。この作品が高々5冊で3000円強で読めるなんて夢の様です。3冊はアマゾンで、残り2冊はBOOK-OFFでしたが
しかもこの作品が昭和39年にサンデー毎日に掲載されていたという事は、45年前!約半世紀前の作品とは信じられません。現代の作家には到底真似の出来ない圧倒的な力を持っています。
5冊を2週間で読みましたが、第5巻においてはストーリー展開が気になり、一気に徹夜して読んでしまいました。翌日仕事にならなかった事は言うまでもありません...。それ程作品が完璧で有り、作品に陶酔してしまい、最後には感動して涙します(本当に)。
これにて三代巨編を読破してしまったので、楽しみを消化してしまった寂しさが漂っています。
華麗なる一族は不覚にもTVで観てしまったので、残すは「二つの祖国」ですかね。あ、購入して開いていないスティーブジョブスの脅威のプレゼンを読まなくては!1700円もしたのにまだ読んでいないので
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