危険な油が病気を起こしている
危険な油が病気を起こしている J・フィネガン博士
いよいよ日本の国債評価がS&Pにてワンランク下げられました。ダブルAマイナスとは...。中国や台湾と同等で、PIGSのスペインをも下回ってしまったとはこの国の行く末は想定通りですね。
さて最近健康がマイブームなので、皆さんにとって必ずお得になるお話を一つ。といいますが、警鐘を鳴らさなくてはならない事項をお一つ。
一時期騒がれた”トランス脂肪酸”について。
デンマークやノルウェイ等はいち早くこの毒性に気付き、1997年全面的な禁止を定めましたが、アメリカもNYやカリフォルニアで同じく使用を禁ずる条例を07年、08年と施行しています。
しかし日本は、業界、企業、国が知っているはずのこの危険な油を放置したまま。我々はこの”狂った油”を日々食べさせられて体に蓄積しています。この油は自然界に存在しない分子構造を持っているので、体内に入ると排除できず蓄積されていってしまうのです。
このトランス脂肪酸や油の精製過程で使用するヘキサン(ガソリンの様な揮発油)が含有する油は、心臓病、がん、糖尿病等の重大な病気を引き起こします。アメリカのデータではこの危険ば油によって年間3万人が無くなっています。このはっきりしたデータが出ているから、欧米は法で規制しているのですが、腐った日本の社会は黙認したままです。
対策として
1.マーガリンは即刻捨てましょう。
2.サラダ油は努力して使用を減らしましょう。
3.天ぷら、唐揚げ、フライドチキン等の所謂油に漬けて揚げる食べ物は、出来る限り食べるのを避けましょう。
4.ファストフード、外食は出来る限り避けましょう。
5.お菓子などの加工品の原材料項目を見て、「マーガリン」「植物油」「ショートニング」と記載されている物は購入しない様にしましょう。
1,2項は簡単に出来ると思います。3以降は考え方を大きく転換しないと出来ませんが、はっきりいいますが命に関わります。いまからでも遅くは無いので、特に子供達にまでこの狂った油を食べさせる事は止めさせましょう。
説教臭くなって嫌なのですが、この本だけではなく他の著書も読みました。ただこの本では、実際に我々が手にする食品を分析して、メーカーにも回答をもらっています。何故危険なのかが事細かに分子構造のレベルにまで及んで説明されています。
私は好きだった揚げ物を食べる頻度を8割減らしました(馴染んでしまった食生活を全く止めるのは正直厳しいので現在は8割に)。
ファストフードには一切行かなくなりました。極力お弁当やおにぎりを持参する様にしました。これは体にも財布にも優しい!
お菓子などの加工品も出来る限り購入していません。子供には大ブーイングだったのですが、子供にも分かりやすく製造工程や狂った油が体をむしばむ状況を説明し理解してもらいました。
国民が勉強して利口になり、危険な商品を購入しなくなれば、安かろう悪かろうと消費者をなめた製品作りを止めて企業は変わっていくと思います。
油の危険性を私が代弁すると延々長くなってしまうので、ごくごく限られた内容しかお伝えしていません。是非この書に限らず、油の危険性について認識される事をお薦め致します。