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2011年3月20日 (日)

節電被害

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「節電」確かにこの危機を乗り切る為に、出来る限りの節電を行う事は重要であり義務です。

しかしながらもう少し方法が無い物でしょうか。

昨日事務所の照明を3割減らせ!と威勢の良い役員の掛け声と共に、頭上の蛍光管を45度回転され照明が消されました。

仕事に影響を及ぼす部位まで消すことはまかりならんと、敢えて大声で抗議して阻止しました。人が一生懸命仕事をしているのに、いきなり頭上の蛍光灯を消す神経を疑いますね。

もっと他にやりようが有るであろう!と私が申したてたので、無能な部長達が並ぶライン頭上の照明を消してもらいました。言い出した連中であり、どうせ仕事していないのだから、消しても影響ないでしょう。

まあ社内の事情は別にしても、何処もかしこもランプを間引いて回っていますね。お店も駅も薄暗くて気が滅入ってしまいますが、必要ルックスの下限を大幅に超えて下げていますね。

照明を過度に消すよりも、大手企業は出社と退社時間を大幅にずらして、ピーク時の電力負荷の分散化を図った方が良いと思いませんか?極端な話、11時に出社して20時に退社したり、オフピークのみ出社してその他の時間は自宅作業など、大手が率先して行うべきではないでしょうか。工場の稼働時間もしかりです。

どうにも日本人は迎合する事で安心してしまうので、節電と言うと馬鹿の一つ覚えの様にランプを緩めて回ります。もっと知恵を絞り発想を変えて、変化に対応して行かなくてはなりません。

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こちらは昨日通った登戸駅ですが、実際は写真よりかなり暗く感じます。エレベーターも何処もかしこも停止しており、ご老人や子供連れ、体に負担の有る方々には大変な負担です。

日経に記事が有りましたが、退役した火力発電所等をフルに再稼働させても十分に賄えないそうです。また旧型の発電設備で有る為に効率が悪く、原油の調達方法やCO2排出増加など問題は山積している状況。東京都の7%の電力を支えていた福島原発の能力を早急に補わなくてはなりませんが、東電にその財力はもはや残さていないでしょう。

電車については通常一時間の所要時間の所を、昨日は世田谷から自宅に戻るだけで2時間を要しました。

休日なので休日ダイヤで運行しているものとばかり思っていましたが、休日ダイヤの7割~10割と訳の分からない運行状況で、乗り継ぐ度に20分弱ホームで列車を待つ有様。

貴重な時間を読書に費やそうとしても、薄暗いホームで本を読む事もままならず。実に目が疲れた一日でした。

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コメント

おっしゃる通りで、もう少しやりようがあるだろ
と思います。

節電や計画停電も仕方ないです。
けれども、もうちょっと上手くできると思うのですがね。

体たらくな日本の政府、行政に各国から非難が出始めているそうですね。

このまま愚かな政治家の采配と共に消えゆくしかないのでしょうか、この日本は

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