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2011年3月 5日 (土)

新・ペットフードにご用心!

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ペットフードにご用心! 押川 亮一

金融機関に勤務後、ペットショップを開業された著者が抱いたペットの健康に関する疑問から執筆された著書。

ペット業界の裏側が暴露されており、ブラックボックス化されたペットフード製造方法等ぞっとする内容です。

私はペットは家族であり当然可愛がりますが溺愛はしません。近年ペットを我が子以上に過剰なまでに溺愛される方をお見受けしますが、寿命は人間に比べるも無く先立つものであり、生活のパートナーではありますが基本は人間とペットです。割り切って考えるべきではないでしょうか。

とはいえ、やはりペットの健康は飼い主の責務、体のコンディションは守ってあげなくてはなりません。基本は言わずもがなの「食」につきます。

その食については、当然ながらペットフードが基軸であり、一般化したドライフードが主食となります。今回子犬としてペットショップで購入した愛犬についても、一応ペットショップの販売員が何を言うのか興味本位で色々聞いていました。

店員曰く、ペットフードを基本として、幼犬なのでサイエンスダイエット幼犬用(最も高額なドライフード)、幼犬用ミルク、食い付きが悪い場合に缶詰(こちらも異常に高額)を熱くお薦めされたので、所詮低利なペット販売価格故、これらのフードでしか利益が取れないのであって、幼犬の為のご祝儀だから買ってあげようと素直に応じたのでした。

普通だったらこのペットフードを薦める根拠や違いを聞いて論破する所だったのですが、近年のガソリンスタンド同様にペットショップの経営不振を知っていたので、ついつい情に流されてしまいました

そしてずっと懸念していた「ペット用ドラフード」について。賞味期限は異常に長く、食品衛生法の枠に囚われない自由な市場。こんな物食わせて本当に大丈夫か?製造工法を知っている連中は絶対に自身のペットには与えないのだろうなと常々考えて与えていました。

何故与えてしまうのか?それは人間のご都合主義だけですね。保存が簡単でさっと与える事が出来て犬も喜んで食べる。申し訳ない...。

そんな私の怠慢はこの書で吹き飛びました。ごめんね、今日から同じ食事にしようねと犬の食生活も変わりました。

その理由は?

ドライペットフードは米国が発祥であり市場は現在も大きい。日本で販売されている物も米国製を使用している物が多い。そしてこのペットフードの製造工程はコカコーラ同様、一切見る事が出来ない。完全なブラックボックス化を行う意味は?当然とんでもない製造法な訳です。

狂牛病で騒がれた肉骨粉は当然使用されており、この肉骨粉は家畜である牛・豚・鶏の解体されて捨てられる部位及び、病気で殺処分された家畜が主原料。抗生物質バリバリの実に安全な廃材です。

そして米国ではペットの死因の第一位は殺処分で有る様に、ご用済みになったペットはいとも簡単に安楽死させてしまうそうです。結構米国人はドライなんですね。

事も有ろうにこの安楽死させた死肉も肉骨粉化されて、ペットフードに加えられていた事が有ったそうです。ドイツではないのだから、それこそここまで徹底して再利用しなくても良いのではないでしょうか。

そんな原材料に酸化防止剤、保存料、誘発香料が添加。映画マッドマックスで主人公が愛犬のペットフードを食べるシーンが忘れられませんが、とてもとても食べられません。

また玉ねぎは絶対に食べさせないでください!と昨今騒がれ、同様の店員にも注意喚起されましたが、これも眉唾ものらしいです。代々我が家の愛犬に色々食べさせましたが、キノコ類は戻してしまうだけで、玉ねぎ食べて異常が出た事は一度も有りません。

この書にも、昔の犬の食べ物は人間の残飯であり、所謂猫まんまの如き味噌汁ご飯。急にドライフードでないといけません!等言う方がおかしい。全くその通りです。私も子供の頃、お袋にこれ上げてきてと外に繋がれた番犬に味噌汁ご飯を持って行った記憶が今も残っています。

ドライフードも過剰なまでの予防注射も、ペット業界が攣るんで金の流れを作っているに過ぎないのです。賢い消費者はどう対処しますか?

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我が家の愛犬も昔ながらの味噌汁ご飯にしましたが、喜んで食べています。煮魚の汁や野菜も適度に与えていますが全く問題ありません。

新谷先生の書にも有りましたが、「工場から出てくる食材には一切の命が無い」という言葉はペットフードにも値します。

ペットを愛される方は一読されてはいかがでしょうか?

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