東日本大震災 【岩沼市 二】
グーグルにて調べると、こちらは観音協会という名の寺院でした 。
自身の第二の故郷がお寺であり、同じような作りになっていますので、とても他人事とは思えず胸が痛みます。この凄惨な状況下においても、笑顔を絶やさない大黒様が返って悲しい。
境内が完全に打ち抜かれてしまい、仏様の姿は何処にも有りません。四方の壁が敢えて抜けてしまったため、水圧が逃げて建物は残った様です。これだけ構造壁が無い状況でも、柱だけで構造を支えている宮大工の技術には目を見張るものが有ります。
床下の基礎や土台もしっかりしていましたが、残念ながら建て直すしか選択肢は有りません。
私は実家の手前、仏教徒ですが正直なところ神の存在は信じていません。道徳として宗教は必要だとは思いますが、神が有るならここまでの試練を与えるでしょうか。受け入れがたい現実です。
海岸側からの景色ですが、一面砂浜の様になっています。怒涛の如く津波が遅い、轟音と共に再び引く際に、相当量の土砂を持って行ってしまった様です。
土砂が1m程抉られ、建物の基礎が浮いてしまっています。埋設配管まで全て破壊されており、この地をどの様な形で復興させるかにもよりますが、想像以上の予算と時間が必要であり行政はどこまで手を差し伸べてくれるのでしょうか。
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