変身願望 完成形
完成形。ロードバイク然としておりますが、注視すると妙に大きなシートバック、フレームカバー、そしてリム高の太いタイヤが”妙”な選択になっている事が判別出来ます。
所謂、「初心者」がロードバイクを初めて最初に陥る誤りがこれといった姿でしょうか。個人的には、未舗装路走行、担いで沼を渡ったり等皆無であるため、本来のシクロクロスの機能はスポイルして良い状況ですから、これがロードバイク+シクロクロス÷2といった理想形になっています。
今回試験データ的に、改造を施したコルナゴと、チネリを全く同一ルート、同一条件で走行してみました。
自宅からホンダエアポートまでの定番ショートコースを選択。約60km弱の平坦路。天候も風向きもほぼ同一で計測出来ました。
ハートレートモニターのデータは変更していないため、コルナゴはタイヤの外周径が大きくなっている分、同一距離でもデータに狂いが生じています。当然走行距離が短くなり、速度、ケイデンスなどもその影響が生じています。
まず走行して分かったのは、体への負担の違いが想定以上に異なる事でした。
カーボンフレームとクロモリの違い、車両重量が1kgの誤差も当然否めませんが、コルナゴがただただ鈍重化したという一言につきます。タイヤの太さによる路面抵抗、タイヤ+チューブの加重による回転負担、SPDシューズの自重、この3点の違いが近因。
そもそも同一の使い方をするつもりは毛頭無いので、この選択で良いのですが、同じ試みをされる方がもしいらっしゃれば、タイヤは25mmをお薦めします。23mmから28mmに変更した場合、幅は僅か5mmの誤差ですが路面抵抗は1.2倍になります。
ただ断面形状では空気量は48%も増加しますから、段差を超える際もママチャリ同様に神経を使う必要がなく、普段使いには28mmも有りかもしれません。ただフレームに干渉する事は避けられないでしょう。
私自身、時期を見て25mmに今後スケールダウンしようと思います。
以下は同一条件でのテスト結果です。
僅かタイヤの外形が10mm異なるだけで、走行距離は3.4kmもの誤差が生じています。ケイデンスと速度も比例して下がっています。そして、最も懸念される体への負担は140kcalも違いました。
【チネリ】
走行距離 58.8km
平均/最大心拍 148/172bpm
平均/最大ケイデンス 74/105pm
平均・最高時速 29.7km/h・45.3km/h
走行時間 1:59
消費カロリー 1385kcal
【コルナゴ(シクロ改)】
走行距離 55.4km
平均/最大心拍 147/168bpm
平均/最大ケイデンス 72/94pm
平均・最高時速 25.1km/h・40.4km/h
走行時間 2:13
消費カロリー 1524kcal
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