筋トレ
筋トレというと筋力増強または現状維持の為のトレーニングという”体”に関するイメージしか有りませんが、実は”脳”の筋トレも重要だと最近痛感しています。
脳にまつわる本も茂木健一郎氏の著書を始め、数冊読んでみましたが、これまで脳の神経細胞シナプスは高齢期に入ると、死滅をはじめてどんどん衰退していく、若しくは今以上に増えないと考えられていました。
しかしながら最近の研究によると、体の筋肉と同様に、年齢を重ねてもトレーニングを積めば、脳も活性化し成長もするらしい。少なくとも現状維持にはなるでしょう。
私自身、本を読み勉強する事によって記憶力が格段に蘇りました。人間の脳のパフォーマンスは実際には最大能力の数%しか使用されておらず、実は恐ろしい能力を秘めていると言われていますが、実はフルに働いている様です。人間の体が脳の最大能力を引き出す性能を持っていないだけであると。
管理職連中からも会議中等に「物忘れがひどくなった」、「新しい事が覚えられなくなった」という言葉が良く出ます。会社を引っ張って行かなければならない中堅が、こんな泣き言を言っている現実は実に悲しい。脳も鍛えれば若返るのです。
貪欲に人と出会い、本を読み、何処にでも出向いて行き見聞を広める。たったこれだけの事で脳は活性化されると思います。
そうそう、DSなどの脳トレや大人の計算ドリルは全く役に立たない様です。確かに大の大人がちまちましたゲーム機でピコピコやったり、小学生の如くドリルやっても全く知的レベルは上がりません。
第一線で活躍しているエリートが、こんな事をしている姿を想像出来ないことからも分かる様に、上記については庶民へ向けた単なる商業ベースの啓蒙活動に過ぎません。くだらない事に時間を割かずに本を読みましょう。
体の筋トレも欠かせませんが、脳の筋トレも併せて励んで参りましょう。
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