外部脳
所謂読書家は本を”外部脳”と呼んでいらっしゃいますが、確かに同感です。
しかしながら狭小宅内にて、方々に山積みされた本をどう整理したら良い物かと、思案し悩みながら早一年。本棚を置くにも既に趣味のガラクタを処分する事が先になってしまい、ロードバイクをもう一台処分せざるを得ない事態にも陥る為、どうにか”隙間”を利用して本棚を製作しました。
日曜大工で作る事も考えたのですが、玄関脇に設置する事を考えれば造作家具が望ましいので、10万円を叩いて知り合いの家具屋さんにオーダーで作って貰いました。
サイズは文庫とハードカバーの配分に悩みましたが、ハードカバー2段、文庫の長・短も配分し、本の上に埃も溜まらない様に、ぴったりの寸法でオーダーしました。
再下段は愛犬が噛みちぎってしまうので、暫くしたら洒落た洋書でも立てて飾ろうかと思っています。
実はこの空間、本来は和室が奥に位置し引き戸が有ります。通常は別の入り口から出入りしており、この扉は”開かずの扉”でしたので、思い切って塞ぐ事にしました。
引き戸手前に枠が回っており、この枠の奥行が80mmだったので、100mmの奥行きの本棚を枠内寸法、5mmの余裕しか持たない離れ業で製作しました。
正直枠の歪みで入らないかもしれないと考えたのですが、本当に「ぴったり」と収まり、数ミリ単位でオーダーに答えていただいた、家具屋さんの技術レベルの高さに驚くばかりです。
こんな僅かな隙間に、300冊以上の本が収まりました。こちらは玄関先なので見栄えのする本を納め、ビジネス本などの頭の程度が知れてしまう本は、別の場所にうず高く積んでおります。第二弾の書籍整理にはまた一年ほどかかりそうです。
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