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2011年8月17日 (水)

大前研一

Dpp_1009

私が崇拝している大前研一さんの書です。

私は成毛誠さんの様に、10冊程を並行読みしているのですが、その中に必ず大前研一さんの一冊が含まれています。

大前研一氏の魅力は正しく”頭脳”ですね。まだ日本人に”留学”という言葉すら耳にしない時代に、単身渡米して原子力を学ぶ行動力。

日立で原子力開発の一員として職責を全うするも、原発は建設地の猛反発を受ける、感謝されない技術と受け止め退社。その後何故か全くの異業種であるマッキンゼーに入社して、ビジネスコンサルタントとしての地位を確立。

1995年には都知事選にも出馬されたらしい。愚かな私はその事実すら全く知りませんでしたが、氏が都知事になっていれば世界に発信する”東京”になっていた事でしょう。

とにかく氏の的確な言葉、緻密な分析能力は日本人離れしています。言葉を濁さずにズバリと指摘するその姿勢は読んでいて実に清々しい。

企業参謀だけは私の稚拙な頭脳では到底ついて行けず、全く理解出来ませんでしたが、他書は「主婦でも分かりやすくした」とおっしゃられている様に、実に噛み砕いて説明していただいています。

私の生活に”大前節”は欠かせない存在です。

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