森永卓郎 経済セミナー
昨晩、知人より急なお誘いを受け、吉祥寺で開かれた森永卓郎氏の経済セミナーに参加してきました。
「激動の日本経済、これからどうなる?」と題したテーマに、少々重い内容を想定しておりましたが感心し、笑いの絶えないセミナーでありました。
中央線の人身事故により、ご本人の到着が遅れ開演が20分以上遅れましたが、そんな事などどこ吹く風で、少々のお詫びを終えると、アイドリングも無しに森永氏は自分のペースで話し始めました。
メモもプロジェクターも一切不要で、ひたすら頭の中で構築された内容をすらすらと端的に伝え、オーバーリアクションで観客を引き込みます。
TVで観る森永氏は演台の前でも全く変わりません。それにしても東大のエリートの頭脳は、凡人とかけ離れており、我々の様にスピーチに頭を悩ませている次元と乖離しています。
使った小道具は、イタリア人のラテン気質を説明する為に持参したアレッシーの小物のみ。同じスーツでも自身の\4,980に対し、久米宏の70万のアルマーニとの比較など実にユニークで聞く者を飽きさせません。
ユーモアのセンスも、話の盛り上げ方も実に巧妙で、良くもあれだけハイペースで活舌良く話せるものだと感心するばかり。
いつしか、あの様なスピーチがしてみたいと羨望の眼差しで観ており、森永氏の見る目が変わった90分でした。
日銀総裁になられる日を楽しみにしています。
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