ダチョウ力 塚本 康浩
ダチョウ力 塚本 康浩
季節の分かり目、油断していたらしっかり風邪をひいてしまいました。
折角の休みが屍の如く横たわるばかりで終わってしまう悲しい現実。どうしてこうも毎年風邪をひいてしまうのか。食生活にも気を配り、適度に運動しているのですが、毎年決まってこの時期になると風邪をひく。
並行読みをしている書に、遺伝子の配列により免疫や抵抗力の違いが有ると書かれていました。浮気をする因子も遺伝子に組み込まれており、知らず知らずのうちに誘導されているらしく、男性の3分の1はこの因子を持っているそうな。実に興味深い。
さて、一日寝ている事も時間の浪費に過ぎないので、痛む頭を騙しつつ読書に励み一冊を読み終えました。
その書は”ダチョウ力”。練馬にダチョウ牧場の看板を見つけ、一度立ち寄ってみたいと常々思っていたのですが、そんな事も有りこちらを購入していました。
ダチョウは、身長2.5m、体重100kg、時速60km/hで走り、年間に100個も巨大な卵を産み、60年も生きる生命力、体温は41度から42度と、最強のパフォーマンスを持った生き物である事を知りました。
しかし!2cm*4cm程の皺の無い小さなハンバーグ程度の脳みそしか持たない、「アホ」な鳥は愛すべき存在なのかもしれません。
この驚異の生命体が、実は人類を救ってくれるかもしれないのです。
思わず笑ってしまう著者のユーモアもあり、実に愉快であっという間に読み終えてしまう一冊です。
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