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2011年12月31日 (土)

2011年 総括

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2011年が始まったばかりだと思っていたら、一瞬にして365日が終わった感があります。年を経るごとに一年の経過が早く感じられていましたが、今年ほど一年が瞬間消滅したと錯覚出来る年もありません。

年始からスカウトの交渉が始まり、計画中盤で震災が起こりましたが結局6月に転職。管理職として鳴り物入りで入社した為、完全アウェイ状態での日々の改革。役所の様な旧態依然体質の中で何から手をつけ、部下の意識改革をどうやって行うべきなのか...。

とにかく人を動かす為には、自身からが学び伝えなくてはなりません。ユダヤの言葉に、最も重要な財産は”知識”であるとあります。まさにこの言葉通り、人の上に立つ者はひたすら勉強したゆまぬ努力を続けなければなりません。

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思えば今年の1月に読んだこの一冊によって私は変わりました。

自身の愚かさを知り、自分の使命を知りました。この書はこれからの日本を支えて行く若手に向けて、柳井正氏と大前研一氏が対談形式で日本の危機を説いているだけなのですが、その時の私には大変な衝撃でした。

その人の能力や成長過程において、いかにその書が琴線に触れ影響を与えるか。ですから、人生を変える一冊は人それぞれ異なっており、その書に出会う為に狂ったように本を読まなくてはならないのです。

今年の目標であった300冊読破は達成出来ませんでしたが、自宅には600冊を超える書が溢れる状況になりました。読みたい本が次から次に現れ、手当たり次第に購入するものの読む速度が追い付いていない状況。これは来年の課題です。

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我々が知りうる最大の悲劇となった東日本大震災は既に記憶から薄れて来ていますが、未だ33万人の方が避難・転居先で新年を迎える状況は、誠に悲しい現実です。

”絆”が今年の言葉となりましたが、私自身家族との絆を改めて感じる契機となりました。ブッタの教えではこの世は苦が基本であり、幸せを説いてはいません。我々が今感じている幸せは、一瞬の事象であり明日終わってもおかしくありません。

愛と説くと笑われるかもしれませんが、今回の震災においても日本人は終わっていないと感じました。最近太平洋戦争を研究していますが、日本人は大変なポテンシャルを秘めている民族です。

2012年も今年以上の苦難が待ち構えているかもしれません。しかし準備を怠らなければ、生き抜いて行く事は可能です。一日たりとも無駄にせずに激動の2012年を乗り切って行きましょう!皆さま良いお年をお迎え下さい!

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