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2012年7月20日 (金)

デザインの訴求効果

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こちらはMINIの試作モデルであるロケットマン。実にキュートなデザインです。MINIのアイデンティティを残しながらも次のステージに進むMINIを感じさせます。

先日のyahooニュースに”日本メーカーのデザインはいつから格好悪くなったのか”という記事が有りました。今頃日本人はデザインのダサさに気が付いたのか?と溜息が出ますね。

ニクソンショックにより、ドル円が360円の固定相場から現在の変動相場へ移行しはじめたのは1971年。僅か40年しか経過していません。高度成長期で米国の背中を追いかけたのも、1964年の東京オリンピックから。

デザインよりもアジアの工場として、安くて高品質を追い求めてかつて世界で類を見ないほどの復興成長を見せた日本。それこそ”ジャパンアズナンバーワン”を謳歌出来たわけです。

その体質が未だに抜け切れていないと思います。私自身、かれこれ20年近く前になりますが、店舗のデザイン担当だった時分、斬新な店舗設計を提出したところ、軒並みクライアントや社内の営業部長から待ったがかかりました。理由は斬新過ぎると。

こいつらアホか?と若気の至りも有り、散々楯ついて押しとおした事も有りますが、頭の固い上層部は変化を嫌います。自らの成功体験が抜けきらないのでしょう。現在私が勤める巨大企業も同じです。何でも保守的で変化を嫌う。会議などで現実を訴え、長期ビジョンをぶつけると全て却下されます。体が大きくなりすぎた恐竜は自らを律し変化させる事はもはや出来ないのです。政治家と同じく自分の任期だけ波風が立たずに終われば良いと思っている。

話が戻って日本製品のデザインですが、デザインと表現出来ないほど酷い。なんでこんなダサい物が生み出せるのだろうと不思議に思います。国産車など一つとして良い物が無い。往年の箱スカ、ケンメリ、コスモ、2000GTなどを手本にしてはいかがか。

家電も画一的な物ばかりでメーカーのエンブレムを見なければ判別が出来ない。サムスンやハイアールの方がデザインでは上です。もっと若手に自由にデザインさせ、上層部の最終承認を廃止するべきです。爺に何が分かる。

既に手遅れですが、漸くデザインに気が付き始めた日本企業。クールな日本製品を矢継ぎ早に生み出していただきたいと願うばかりです。

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