ハワイのMINI事情
08年のハワイ旅行では現地のハーレーの写真を撮影していましたが、現在のマイブームがMINIに移行しているため、今回の旅行ではMINIを追いかけてみました。
関心を持つとその車が妙に目につきますが、ハワイは実に多くのMINIが走っていました。新旧のハッチバックに、クラブマン、そしてクロスオーバーと実に多種多様。
グレードはアメリカらしく、クーパーが主流で”S”は全く見掛けませんでした。アメリカ人にとって車は下駄替わりなので、ONEかクーパーしか売れないとディーラーの営業担当者に聞いた事がありますが、正しくその通りでした。
カラーは目立つ事を嫌う日本人とは異なり、赤や青など原色系が多く、晴れ渡ったハワイの日差しに映えていました。
カスタムショップも少ないからか、純正オプションで皆さんセンス良く乗っている。巨漢の外国人が窮屈なMINIを選ぶ理由は何でしょうか。窮屈で荷物も積めず燃費も一般的。やはりそのスタイルで選択されているのでしょう。
珍しくフェンダーアーチを塗装してカスタムされた車両。MINIに限らず欧米では車はシンプルに乗られており車社会の先進国である事が良く理解出来ます。アジアの車事情とは随分異なりますね。
クロスオーバーも多数見つける事が出来ました。やはりほぼクーパーですが、どれも新しい車両故に他車に比べ光沢が違っていました。
日本車両との差異は、フェンダーマーカー位の様です。日本のカスタムショップでは、このフェンダー交換が増えている様です。
こちらはマノアの路上に駐車されていたクロスオーバー。町が素敵だと路駐車両でもそのまま絵になってしまいます。
今回の旅行では遊びすぎたので、日が落ちてから走る事が大変多かったのですが、どの車も殆どハロゲンヘットライトで、オレンジ色の光が道路を照らします。
日本ではキセンノが一般化していますが、ハワイの一般道もハイウェイも特段ハロゲンの光で不自由しませんでした。撮影したMINIも全てハロゲンライト。
町も同様に電球色であり、タンタラスの丘や高台から眺める夜の町は暖かな温白色。次々に電球の生産を終える企業が続き、LED化されていますが、どうも光源が強く”トゲ”がある様な気がします。比較してはいけないのですが、アジアの調和を無視した街並みと対比すると、欧米の町並みは秩序が守られている事が羨ましく思われます。
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