Good by 2012
所説に、10歳の子は1年をこれまでの人生の10分の1のとして経験し、50歳の人は50分の1として経験するので、時間の感覚が早くなって行く様に感じると言う話を何度か耳にしました。
ダウエ・ドラースマ著、”なぜ年をとると時間の経つのが早くなるのか”を先日読み、更に納得のいく理由を見つけました。
レミセンス効果、すなわち年齢の高いほうが20代のころの出来事を比較的楽に思い出せるのは、利用出来る時間標識がその期間に非常に多い事の結果である。
~中略~典型的な時間標識は「私がはじめて○○と会ったとき....」「私が最初に○○したとき.....」「はじめて○○しはじめたとき....」などであり、どれもレミセンス効果に大いに貢献する記憶である。要するに、時間標識は、期間や日付を記すだけではなく、老年期に夢想をも生じさせるのである。
~中略~中年以降には時間標識の数が少なくなるので、そうした空白時期では、時間は主観的に速く過ぎるのだろう。
つまり、日常が平凡に消費されれば、一年は光陰矢のごとしと消え去ってしまう。かたや変化に富んだ毎日を送る事が出来れば、一年の感覚は長く感じると言う事でしょう。
さて、今年起こった私自身の生活の変化とは...?
・MINI R56からR60への予期せぬ乗り換え。
・念願のハナウマ湾で自然の海亀との遊泳。
・矢沢永吉氏の生き方との出会い。
一見遊び事ばかりの様ですが(事実そうです)、私生活や仕事にも実は波及効果が有ります。人間にとって、どんな些細な事でも、ありとあらゆる事が知恵となりエネルギーとなる。
かたや生活の糧である仕事は、大企業病を打ち崩す試金石になる予定が、壁に突き当たり実行出来ず。全てにおいて指揮官である私一人の責任であり、2013年は必ず流れを変えて見せるつもりです。
仕事も遊びも楽しんだもん勝ち。
「やるべきことがあるから、うれしいんだっていう人は、理屈なんてないんだよ。
ただやってんだよ。ひたすらやってんですよ。理屈言ってる奴は、僕、嘘だと思う。」
正しくその通りです。
皆様良いお年を!