ランス・アームストロング
自転車乗りならずともランス・アームストロングの名は誰もが知っています。
母は17歳でランスを生み数々の障害から、、正しく二人三脚で世界の頂点す事になった矢先に癌を患い、再起不能とまで噂された彼が、不屈の精神で病を見事克服し復帰後、ツール・ド・フランスで7度の優勝を挙げました。
ランス・アームストロングをヒーローとしていた人、病を患い彼の様に不屈の精神で闘った人々も数え切れないと思います。私もそんな一人であり、彼を尊敬していました。
しかし、その栄光が全てが禁止薬物使用の成果であったとは。
陽性反応が出ず確証も掴めていない訳ですから、ドーピングの判定は白であったのに、何故今になって告白したのでしょうか。すでに2件の訴訟を起こされているランス・アームストロング氏が、更に2件の訴訟に直面する事にもなった様です。
ツール・ド・フランス等の賞金、1200万ドル(約11億2000万円)の返還請求で訴えられているほか、9000万ドル(約84億2000万円)以上の賠償金の支払いを命じられる可能性も待っており、栄光も富も全て水泡に帰してしまう。
既に1998年8月以降の全記録の剥奪と、自転車競技からの永久追放処分を受けており、私も含めヒーローに裏切られた者は困惑するどころか、嘆き悲しむばかりです。
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