時勢
昨年MINIとのお別れに、急遽様々な場所を巡った際に偶然訪れたこちらのお店は残念ながら亡くなっていました。
車で建物を確認して、ここが案内したかったお店だよと言った途端、建物は変わらず佇まいを保っているものの、内部ががらんどうになっている事に衝撃を受けました。
車を降りて中を覗いてみるとこの看板が。
オーナーが変わり模様替えの真っ最中だった様です。子供達にお店の造りや提供される料理の美味しさを感じてもらおうと連れて来たのですが、その夢は絶たれました。
素敵だから残してと言うのは外野の意見。
何の本だったかこういう事が書かれていました。図書館は住人にとって必要だから廃止市内で欲しいと住民が叫びます。では、行政がつまり住人の皆さんが一体図書館の為に一体幾ら払えますか?と金額を徐々に上げて行って挙手願うと、皆100円から500円以内でそれを超えると誰も手を挙げ無くなるそうです。
実際図書館は厳密に計算すると、利用者貸出し者一人当たり1,000円もお金が投じられているそうです。この現実を伝えると誰しも存続ばかりをはやし立てなくなる。
自分の好みのお店が無くなってしまう事は誠に残念ですが、経営者なりの諸事情が有られてのこと。そのお店に出会えた喜びを思い出にする事が重要かと。
少し離れた民家。こちらも何方が住まわれているのかは存じませんが、一昨年一目見て千と千尋を思わず思い出してしまった、インパクトのある戸建。
今時、この様な凝った障子(ガラス戸)を作れる職人さんはいません。重要文化財級の建物だと私は勝手ながら思っています。
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