
7月1日(火) 渋谷クラブクワトロ エディー・リーダー ライブ
自身の結婚式で3曲流したほど好きだったフェアーグラウンド・アトラクション。当時のボーカルであるエディー・リーダーのライブチケットは、意外にも家内からの情報で手配しました。
チケット購入後、エディーのアルバムを4枚まとめ買いして聞きあさりましたが、私にとっては思い入れの有るフェアーグラウンド・アトラクションの曲が懐かしい。正直期待しないで今回のライブに赴きました。

さて、渋谷のど真ん中に位置するクラブクワトロ、果たしてどれだけ洒落た場所に有るかと思えば何とブックオフの上階。施設内の造りを見る限り、ブテックなどのテナントが撤退し、居抜きでブックオフが入った状況なのでしょう。
世の移り変わりを如実に物語っていますね。
オールスタンディングなので開演5分前に入場しましたが超満員。予想に反してシッティングも有り、開場の18時半に来るべきだったと猛省。次回は早く来て席取りに参加しましょう。
さて肝心なエディー・リーダーのライブといえば。”最高!””前回のミックジャガー以上!”
美声と声量、上限を知らない高い歌声。とにかく圧巻であり鳥肌が立ちました。
ライブハウスの箱の大きさがまた良いですね。ダイレクトに観客に届く臨場感がたまりません。エディー・リーダーの歌声はホールよりもライブハウスが際立つ。
選曲はエディーのソロアルバムからかと思いきや、往年のフェアーグラウンド・アトラクションの主要ヒットナンバーをほぼ全て歌ってくれました。とにかく感動でした。
バンドはアコーステックギターにウッドベース、ピアノアコーディオンにドラム、皆個性的でスタイルも実に味が有る。エディー自身のアコースティックギター演奏やMCも素晴らしく、あっという間に終演。
アンコール2曲を含め、ぶっ通しで2時間半。しかもこの間、エディーはアンコール前に手渡されたビールをひとくち口にしただけで、一切水を飲まず。見ている方が喉が潰れないのかと心配になりましたが、無理して発声していない事の現れなのでしょう。
観客を見渡すと年齢層は40代が最多と思われ、セレブ感漂う”大人”が多かったですね。実にマナーが良かった。そんな観客でしたが、エディーもバンドの面々も、とにかく音楽を楽しんでいる様子がひしひしと観客に伝わり、大変な盛り上がりで幕を閉じました。
音楽が持っている力を知ってもらうために、次回エディー・リーダーの来日の際には、必ず子供達を連れて行きます。