メガネ橋 vol.2
急な階段を駆け上がった事で噴き出して来た汗を、トンネルからの冷風が冷ましてくれました。
列車が通れば一杯になってしまうほどの狭いトンネルですが、当時はダイナマイトで破壊しながら掘り進んで行ったようです。その危険極まりない作業で500人以上の人々が命を落としたのだとか。
この狭いトンネルを駆ける蒸気機関車が存在したことは、俄かには想像しがたい状況ですが物凄い迫力だったことでしょう。
メガネ橋からすぐの下りトンネルは560mも有り歩き甲斐がありました。実際に歩いてみると確かに急勾配、当時の列車にとっては悲鳴を上げるような難所だったのでしょう。
トンネルの撮影は明暗のコントラストや、壁の質感描写がこれまで難しいと思っていましたが、暗所に強い1DXの表現力は素晴らしい。
PLフィルターを付けていた事を忘れたまま撮影してしまいましたが、それでもこれだけ的確に写りました。良い機材は愚か者をも救います。
工期短縮の為にトンネル中央部に穴をあけて両側から掘り進んだそうです。
当時の日本人の体力、精神力は現代とは桁外れであった事は間違いありません。
トンネルを抜けるとその先に新たなトンネルが見えました。
6km歩くと鉄道文化村まで辿り着けますが、30度の暑さなのでこちらでUターン。散策するには秋がベストですね。
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