5年前の記憶
我々の脳は自らの防衛反応で、嫌なことや辛い事は月日と共にその記憶が薄れていくものですが、あまりに衝撃的な記憶は鮮明に焼き付いて忘れる事が困難になります。
私も高層ビルが激しい音と共に頭上で揺れだし、モルタルの破片を被った鮮明な記憶が今でも思い出されます。
実際に津波に襲われたり肉親を亡くされた方々にとって、私の恐怖など比較にもなりませんが、明日は我が身と迫る直下型を警戒しながら早くも5年の月日が流れました。
当時はまだカメラの趣味も無く、ガラケーでしたので自身で記録した写真は限られたものですが、今でもこれらの写真を見ると当時の状況が思い出されます。
物流が停止し店舗に物資を買う行列ができ、デパートまでもが臨時休業を余儀なくされました。
JRは完全に運休し、私鉄も都心から先の妙な区間運休を行ったために通勤客は路頭に迷いました。
ガソリンを購入するために長い列ができ、在庫が無くなったスタンドは閉店。私もガソリンを求めて大変苦労しました。
直接的の被害が及ばなかった状況ですら都心の機能は麻痺しており、直下型が襲った場合などそれこそ未曾有の災害になる事でしょう。
5年という節目で、我々はもう一度防災意識を高める必要があります。
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