蘇生計画 vol.4
充電したバッテリーを積んでみましたが幾らセルを回しても火が入らず。クランキングはするのでバッテリーの電圧不足なのか、点火系に問題が有るのか。
とりあえず酷い外装を蘇えらせる事にしました。
錆やくすみを除去するために丸2日間を要するほど可哀想なFLHX。
こんな状態ですからオイルを交換しているはずもなく、まずは全オイルを交換することにしました。当然節約のためセルフ。
とりあえずミッションとエンジンオイルを抜いてみましたが、以外にも両オイルは非常に綺麗でした。
恐らく慣らし運転が終了した800~1000kmで交換していましたね。プライマリーもこれならば当然交換済みなので今回の交換からは見送り。
意外だったのはエンジンオイルが赤。化学合成の高いオイルが使われていましたね。
各所のオイルの抜き口は全車と同一と思いきや、ミッションオイルを抜こうとしたら、ドレンボルトの周辺が進化していました。
フレーム補強のために下回りにスタビライザーが溶接されています。フロントの補強材も格段に厚くなっており、フロントサスもリアアームも別物のように太くなっています。
エンジンオイルのドレンは定位置。下回りを綿密に覗いてみましたが、幸いヒットした跡や酷い錆は見受けられませんでした。
今頃になって新兵器購入。
大小4つがセットになたジョウゴですがセットで600円。これまで葉書を丸めた即席ジョウゴでオイルを注いでいましたが、こんな便利なものがあるのなら買っておくべきでした。
私のような月イチライダーは春と秋の2回のオイル交換が望ましいのでしょうが、現在メーター表示が1400kmですから次回は4000kmで交換ですね。
ミッションはフォーミュラ+を使いましたが、エンジンオイルは経済性重視でレブテックの20W-50を採用。
ハーレー純正が1本余っていたのでこの4本を使用しましたが、オイルの色や粘土、匂いはレブテックもハーレーも全く同一。価格はハーレーがレブテックの倍以上する訳ですが全く無駄ですね。
どうしても純正神話を信じてしまいますが、ハーレーが油田を持って精製しているわけではなく、メジャーに委託してパッケージングしているだけ。オイルだけで莫大な利益を上げている事は間違いありません。
« 蘇生計画 vol.3 | トップページ | 蘇生計画 vol.5 »
「Harley Davidson 2014FLHX」カテゴリの記事
- Deltran Battery Tender ソーラーパネルの実力(2017.05.06)
- 2014FLHX CUSTOM vol.3【グロスブラック・リアサドルバッグガードキット】(2017.05.10)
- 2014FLHX CUSTOM vol.4【デタッチャブル シーシーバー】(2017.05.17)
- 2014 FLHX解体新書 2(2017.03.26)
- 2014 FLHX解体新書 1(2017.03.25)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント