
初回車検でも昨年8月の定期点検でも盛んに交換を推奨されていたバッテリーでしたが、結局2回目の車検に出す当日、バッテリーを交換しました。
5年持たせるという目論見は達成できた訳ですが5年の走行距離は18000km、月に一度の遠出程度で良く持ってくれたものです。
流石に数ヶ月前にバッテリーチェックの警告が出たので、一度積んだままでチャージしましたが、メンテナンスらしきものはその一度のみ。

新たに購入した社外バッテリーは通販で28000円。欧州から輸入している代理店で購入しましたがメーカー純正でなくともこれで十分でしょう。オイルと同様にMINIがバッテリーを生産している訳では有りませんから。
因みにディーラーで推奨されたバッテリー交換費用は¥65,000程度。あまりの高さに驚き、バッテリー交換に6万以上払うほど私には余裕が無いので無理と断り、セルフで交換を試みた訳です。

それにしてもバッテリーが半端なく重いので計測したら21.2kg。最近の国産車もこれ程バッテリーが大きいのでしょうか。

購入てから数ヶ月経過していたので念の為チャージして計測しましたが、数値はほぼ変わらず。このバッテリーの能力はこの程度なのでしょう。

5年使用したバッテリーの電圧も念のため計測してみましたが、11月にチャージする前の下限値に下がっていました。やはり限界でしたね。

先ずは既存のバッテリーを撤去しますが、ガッチリ固定されて動きません。調べてみると手前の棒状の固定金具にて押さえつけられていました。
プラスドライバーで長ネジの頭上を回すと容易く外れます。

端子を抜く際は不意に接触してスパークしないように私は軍手を巻いています。
20kgを超えるバッテリーを胸の高さまで抱えてて脱着するのはかなりの肉体労働。情けなくも肩を傷めて3日ほど痛みに耐える生活を強いられました。ご注意。

安く上げる筈が焦ってカバーを引っ張ってしまい割ってしまいました。
前回のブログを読んで復習しておけば良かったのですが、左手前に引きながら噛んでいる爪を少しづつ引き抜かなければならないのに、正面から一気に引っ張ったので割れてしまった訳です。
上から差しこんである爪を抜くために一旦上方へ持ち上げ、外れた後の蓋はあくまで左前方に引き抜くように少しづつ抜いていく事がコツです。

バコンという音と共に裂けました。目立たないので接着剤で補修して再利用。

そしてバッテリー右横に入っている仕切り板が存在していた事もここで判明。これはどうやって脱着するのか分かりませんが、これも見事に割れて皮一枚でぶら下がっていた状況。
別段これが無くてもバッテリーに影響は無いのでしょうが、車検で交換されてしまいました。
【バッテリーケースカバー割れ】
5113 623 エアーダクトカバー 左 脱着/交換 ¥8,100
5171 9808 097 カバーリングLH ¥6,955
合計 ¥15,055の費用を取られました。
折角バッテリーを自分で交換して安く上げたつもりだったのに¥15,000の費用が無駄に発生していまいましたが、これでもディーラーにバッテリーを交換してもらうよりは割安。

今回採用したかったのがこちら。HDにも採用しているバッテリーテンダー。

付属の端子。

新しいバッテリーを積込み、バッテリーテンダーの接続ケーブルを+、-の端子に接続。

カバーを戻して終了。
バッテリーテンダーの端子はバッテリーを外さずにここから簡単に取り出せるので、電圧計測やチャージが非常に簡単に行えるようになりました。
一連のバッテリー交換に半日を費やし、カバーを破損させたので高い物につきましたが、それでも¥43,000なので幾分費用は浮きました。
社外品のバッテリーがどれだけ持つかですが、バッテリーチャージがし易くなったので同じく5年は持たせたいですね。