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2018年6月

2018年6月30日 (土)

本場ミュージカル aladdin

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私は演劇やミュージカルが苦手です。どうしてなのか、生身の人間が舞台で歌ったり踊ったりしている姿を見ると鳥肌が立つことが有るのです。

恐らく義務教育の過程で強要されたお芝居などの経験が、潜在的に拒絶反応を起こしているのかもしれません。

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NYと言えばミュージカルの本場であり真っ先に見に行くべきなのですが、25年前に見たオペラ座の怪人も、英語で何を言っているのか分からず残念な結果だったので、今回の旅行ではミュージカルはパスするつもりでした。

しかし、家内からミュージカルが見たいと強い要請が有り、スケジュールが一杯だからと反対しましたが抵抗空しく押し切られました。

どうせ見るなら言葉が分からずとも楽しめるアラジンが良いと、日本で事前予約を試みましたが1ヶ月先まで予約が取れず。

結局家内が推薦したスクールオブロックを事前予約したのでした。

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しかし、偶然アラジンのミュージカルホールを通ったので、ダメもとで当日のチケットが取れないか聞いてみようという事になりました。

そうは言っても窓口で係の方との英語交渉になるので、ここは家内に一任。すると1ヶ月先まで取れない筈のチケットが偶然取れました。何でも諦めずにチャレンジしてみるものですね。

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20時開演だったので一旦ホテルに戻って休憩し再びホールへ。

ディズニー系のミュージカルではありますが、一応特段ドレスコードを気にして、一応ジャケット着用+革靴で暑い中訪れましたが、皆一様にラフな格好でした。

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ミュージカル会場など観察した事は無かったのですが、冷静に建築として着眼すると非常に面白い造りになっている事を初めて知りました。

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パンフとチケット。

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窓口の方からは最初安い席を勧められたのですが、高くても良いから出来るだけ良い席が良いと格好良い事を伝え獲得できたのが今回の座席。

当然英語なので家内が通訳。

6列目中央の最高の席でしたが179.50$。ミュージカル席の相場を知りませんが、この座席で2万円は安いと思います。

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座席からステージを見るとこの様にど真ん中。

物凄い臨場感で2時間があっという間に終わってしまいました。

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流石、ディズニー、俳優の演技もセットの演出も全てが一流。

意図せず予定していたスクルールオブロックよりも先に、素晴らしいミュージカルを見てしまったので、少々翌日の事が気になりました。

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会場を出た時刻は既に22時半を過ぎており、防犯上、ホテルまで歩いて帰ることを危惧しましたが、外に出るとTimes Squareは昼間の様に明るく人々で溢れかえっており、何も心配いりませんでした。

眩い電光掲示板の中を一通り歩き、ホテルに帰ったのは0時前後。NYは本当に安全な国になっています。

2018年6月29日 (金)

NYの建築事情

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建築に携わる者としてはNYの建築が非常に気になります。

同時多発テロでNYは地震が無いので、超高層でも主要構造部は単純な鉄骨造で構成できる事を知りましたが、今回の旅行でも色々勉強になりました。

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何より驚いたのは兎に角、ありとあらゆる場所で工事を行っているという点。

地元の方に聞くと建物が築50年を超える物がざらであり、常に改修しなければならない状況なのだとか。

実際に歩いてみると歩道に無造作に仮設足場が組まれている場所に頻繁に遭遇します。その足場には注意書きも衝突防止も無く、ガードマンもおらず単純に足場が立っています。

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足場の組み方も結構杜撰であり、安全対策が手緩いので事故も絶えないと思われました。

実際に働いている作業員を見るとほぼ移民や黒人であり、特定の人々の受け皿になっているのが建設業なのだと感じました。
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訴訟大国なのに安全対策が緩い事が不思議ですね。

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一昨年中国を訪れた時の凄まじい建設ラッシュに驚きましたが、NYもそれなりに建設ラッシュであり各所で新しい建物が建設中。

景観条例の有無などは分かりませが、新たに建設中の建物は特徴的なデザインを取り入れた物が多く、この建物などは捻った様な形状になっています。

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こちらは構造が組み上がった状態ですが、建物を支える構造壁や筋交いが恐ろしいほど無く、何かの間違いかと思ってしまいます。

後付けで壁を組んで行くのかと思いましたが、柱や床から接合する背筋や鉄骨が出ておらず、今後の工事の進捗が非常に気になります。

安全対策も周囲に簡単な仮設柵があるだけで転落防止措置は他に無し。日本では考えられない状況。

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日本は大きな災害に見舞われる度に建築基準法が強化されていますが、現在においても十分では無く、直下型や長周期地震動に対して想像以上の被害が出る恐れが有ります。

天高く何処までも伸びて行きそうな超高層タワーを見ていると、地震の無い国が地球上に存在する事が不思議に思われてなりません。

2018年6月28日 (木)

グランドハイアット NY

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NYは都市であり一日散策して本当に寝るだけなので何処でも良いと考えましたが、治安が悪いと旅が台無しなので、多少アップグレードしてグランドハイアットを選択。

検索すると六本木のグランドハイアットをイメージしてはいけませんと注意書きが有りましたが、確かにNYのグランドハイアットは少々残念なホテルでした。

立地はグランドセントラルの真上であり申し分ないのですが、いかんせんホテル自体が古い。

後にガイドさんに聞いた話では、トランプの快進撃はこのホテルから始まったそうで、NY市と交渉して彼が購入し、リニューアルして現在のグランドハイアットに蘇らせたのだとか。

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立地が良い反面、ホテルは道路にそのまま面しており高級ホテルと言う印象無し。ただ、後に歩き回って検証するとNYのホテルは何処も同様でした。

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フロントも小ざっぱりしており、ビジネスホテルと言った印象。利用客も観光客よりもビジネスユースが多かったですね。

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部屋もクラシカルなビジネスホテル風。広さも設備も必要最小限。

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都市部ならではの風景で窓一つ。格好良く言えばシティビューでしょうか。

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正面道路に面した真上なのですが、NYはやたらとクラクションを鳴らすので、朝だろうが夜中だろうが煩いどころの話では有りません。

救急車やパトカーも最大音量で走り、クラクションは兎に角頻繁に鳴り響く状況であり、就寝時は耳栓必須です。中国も非常にクラクションを鳴らす国でしたが、NYはその比ではありません。

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最近ホテルの仕事もしているので、NYのホテルをしげしげと観察。

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トイレ、洗面、バスが一体となった詰まらない構成。シャワーの水の出が悪いと聞いていましたが、これは普通でした。

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欧米のシャワーヘッドは概ね合理的な固定ですが、いつ使ってもこれには馴染めません。

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なかなか酷かったのがこの洗面化粧台。コンパクトにし過ぎだろうというほど小さく、上の棚が張り出しているので顔もろくに洗えず歯を磨くのも大変。

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完全な選択ミスなのですが、まともにボウルが水を受けられないので、ちょっと顔を洗うだけで周囲は水浸し。

近年交換した様ですが既にキャビネットは水を被って腐食していました。NYのグランドハイアットはこんなものです。

シェラトンに立ち寄る機会が有りましたが、シェラトンの方がインテリアや造りが観光客向け。次にNYに来る機会が有ってもグランドハイアットは選ばないですね。

2018年6月27日 (水)

日本企業の凋落

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NYに立つ数日前に、Times Squareに掲げられていた東芝の看板が撤去されたニュースを見ました。

年末のカウントダウンも表示される、中央最上段に掲げられていた東芝の文字は日本人として誇らしい気分でしたが、その姿を実際に見る事は残念ながら出来ませんでした。

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撤去されたばかりのサインとパネルは次のテナントが決まっていないのか真っ暗なまま。

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明らかに世界の潮流に乗り遅れている日本企業、Times Squareの壁という壁を埋め尽くす液晶パネルやサインに日本企業の名を見つける事が出来ず。

大変残念に思っていたところ、ガイドさんにLexusは広告を出していると後にお聞きしました。

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因みに東芝が広告に支払っていた費用は10年契約で、月40万ドル前後だったようです。

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世界の中枢であるNYで日本企業の存在が希薄になっている状況は、非常に危惧すべきことで悲しい事実であり、新たなるスタートアップ企業が生まれない社会構造を、国は国策としてテコ入れすべきですが国に頼っても無理でしょう。

日本の行く末を考えて少々暗い気持ちになっていたところ、黒猫ヤマトの車両を発見。黒猫ではなく青猫でしたが、日本企業も萎んで行く国内市場に漸く危機感を持ち、海外進出に注力し始めています。

私も海外赴任の要請が有れば喜んで行く性格なのですが、能力が無いためお声が掛かからず。

頑張れニッポン。

2018年6月26日 (火)

NYのMINI

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NY市内の道路は悪い。

アスファルトが剥がれたままだったり、凹凸が補正されていない場所などが目につき、日本の道路は実に綺麗に整備されていると痛感します。

路肩には緑色に変色した汚い水溜りが所々あり、車が跳ねたその汚水を家内は見事に浴びました。

目抜き通りの5th aveなどが週末に予告無く通行止めになる事も多いそうで、我々が過ごした土日もイベントやパレードで大規模な通行止めが有り、その煽りで酷い大渋滞発生。この渋滞にはまってしまった様で、オプショナルツアーに参加出来ない人もいらっしゃいました。

NYを走る車を横目に観察しながら相当の距離を散策しましたが、ポルシェ、フェラーリ、ランボルギーニ等のスーパーカーは発見出来ず。NYは地下鉄が網の目の様に張り巡らされているので、車を持つ事自体が意味をなさないのかもしれません。

家賃も高ければ駐車場も同様なので、車を持つ事自体が非常に難しいという側面もあると思われます。

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日本車としてはTOYOTA、HONDA車が多く見られましたが、やはり母国車のフォードやGMが過半以上ですね。

街を走る車両の色は意外にもダーク系が多く地味な印象を受けました。この度の旅行で利用したウーバーはおしなべて黒であり、相当台数のウーバーが走っているという事を踏まえれば、イエローキャブからウーバーへ移行するに従い、ダーク系に感じさせているのかもしれません。

今回の旅行では2台のMINIと遭遇できたので、ついつい嬉しくて撮影してしまいまいた。

2018年6月25日 (月)

NYのユニクロ

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ZARAやH&Mや高級ブランドが立ち並ぶ5th stにユニクロのロゴを発見。

嘗て世界に名を轟かせたジャパンブランドの凋落は目を覆うほどですが、NYでもユニクロと無印良品のロゴは見つける事が出来ました。

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正直なところ私は過去の経験からユニクロが嫌いなのですが、こうやって日本企業が頑張っている状況を見るのは嬉しいですね。

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日本のユニクロを想像していましたが、流石NYの店舗は違っていました。

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大型店舗内の空間を贅沢に利用して商品が陳列されています。

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ドラえもんが現在ブームなのでしょうか。

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カテゴリーによって演出が変えられている模様。

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それにしても広い。格安の衣料品販売のみでこの立地のテナント料を賄えるのか疑問ですね。

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正面から一気に3階迄突き抜けるエスカレーターが印象的。エスカレーターを囲むようにロの字に商品の回廊が設けられています。

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家内曰く、日本の価格とさほど変わらないとの事でした。NYならではの面白いTシャツが有ればお土産に購入しようと考えましたが、それらしい物が見つけられず、結局手ぶらでお店を出ました。

この立地でこの商品構成、収支報告書に非常に興味が有りますが、数少ない日本企業として撤退せずにこの地で頑張って下さい。

2018年6月23日 (土)

NYに不釣り合いな一眼レフ

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NYは未だに危険だと思っていた私は一眼レフを持って行く事を一旦諦めました。

旅行に出る3日前に購入したガイドブックに、旅行者だと明らかに分かる格好は控えましょうと書かれていたから。

当然、リュックを背負って大きな一眼レフを持っていれば、誰が見ても旅行者なのでコンパクトカメラにしようかと思った訳です。

しかし、これまでもガイドブックで騙された経験があるので、持ってくれば良かったと残念な思いをするよりは持って行ってから考えようと持参する事にしました。

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実際行ってみるとNYは旅行者で溢れており、至る所に警官が居て兎に角安全。様々な情報が溢れていますが疑ってみる事も大切ですね。

旅行者は皆スマホ撮影であり、私の様にフルサイズ一眼レフを下げた人を一人も見かけませんでした。旅行者が首から掛けているカメラを観察してみましたが、一回り小さいミラーレス等でした。

iphoneもカメラの性能が格段に上がっており、非常に奇麗な写真が撮れるようになりましたが、光量が減ってくるとシャッタースピードが落ちるのでどうしても手振れが増え、実際数%の写真はピントが甘くなっていました。

これからも更にスマホの性能は上がっていくのだと思いますが、スマホ本体に付随するカメラにはレンズや電池消費による限界が有り専用機には敵いません。

今回は24-75のズームのみで他レンズは一つも持参しませんでしたが、欲を言えば広角と100mmが欲しかった場面が有りました。

ただ、街歩きが主体で5日間で50kmも歩いたので、本体とズームレンズのみでも非常に嵩張り、重量級カメラを持参する事はかなり負担でした。何よりの被害者は一緒に歩いていて、度々立ち止まる私に付き合ってもらう家内ですね。

どうしても荷物を減らして歩きたい一日が有り、一眼レフを置いてRX100Ⅴのみを持って歩いたのですが大変楽でした。ただ、高性能なRX100Ⅴでも何かにスポットを当てて撮影したい時には、一眼を持ってくれば良かったと分かり切った反省をしてしまうのでした。

今回は時間が非常に限られている上に、都市なのでハワイの様に絵になるポイントを探してのんびり歩くことも出来なかったので、ポストカードの様な写真は撮影出来ませんでしたが持参した恩恵はありました。

2018年6月22日 (金)

NYのポケモン

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未だに隠れたファンが多いポケモン。楽しんでいるのはほぼ中高年であり、若者はすっかり飽きてしまったのだとか。

中高年がポケモンに興じている姿は悲しく寒いので、私は隠れながら未だに時折楽しんでいます。

ポケモンを更に楽しめるのが海外旅行。その土地ならではのモンスターを捕獲したり、表記される地形やポイントを観察する事が実に面白い。

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JFK空港で開いてみると、早速見たことが無い首の長いナッシーが登場。これは既成のモンスターなので何かイベントで登場していたのかもしれません。

捕獲すると下段に捕獲場所が記録されるのですが、NYだとアメリカ合衆国,NYニューヨークと表記されます。

たかがゲーム内の記録ですが思い出になりますね。

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Times Squareのポケストップはこんな表示でした。非常に絵になるポイントですね。

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因みにTimes Squareの地形はこの様に表示されます。

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かの有名なトランプタワー

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セントパトリック大聖堂

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ウォール街の真ん中に有るチャージングブル。

多数の観光客が0記念撮影に興じていました。人々が頻繁に触れるので、25年前よりもかなり地金のブロンズ色が強くなっていました。

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セントラルパーク内のアリス像も子供たちが登ったりぶら下がったりと凄い状態。

日本だとやれ触るな登るなと注意されますが、NYは何か起これば訴訟ですが、怪我は自己責任なのかやりたい放題なのがかえって不思議でした。

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ポケモンの特徴の一つに、その国にしか居ないモンスターが存在します。

北米にしか居ないのがケンタロスというモンスター。頻繁に出てくるのかと思っていたらなかなか登場せず漸く発見できましたが、ポケモンに興じる私を見る家内の目は実に冷ややかでした。

2018年6月20日 (水)

あと3年で駆逐されるNYのイエローキャブ

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今回のNY旅行の最大の目的はUberを実際に利用する事。

日本でもUberは利用出来るようですが、これはタクシー会社から派遣されている見せかけだけのUberであり偽物。日本はタクシー業界が国に守られているので、今後もUberがタクシー業界を駆逐することはないでしょう。

民泊法施工で突如8割の登録が消滅したように、日本はイノベーションが起こらない悲しい島国である事を痛感します。

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日本でUberアプリをダウンロードし、カード情報などを事前登録。

早速ホテルでアプリを起動してみると、ホテルの周辺を何台ものUber車両が走り回っています。リアルタイムで手に取る様に分かるこの技術に関心するばかり。

想定していた以上にUberの技術の完成度に誰しも驚く事でしょう。

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使い方は至って簡単、現在地から目的地を打込み依頼するだけ。

今回、宿泊先のグランドハイアットから目的地のメトロポリタンミュージアムを登録すると、二つの選択肢有り。

エコノミーやプレミアムバージョンも有りましたが、私はエコノミーで十分。ただ、エコノミーにも2種類選択肢有り。果たしてこれは何が違うのか。

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POOLとは1~2名乗車である模様。

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対してUberXは1~4名乗車である模様。料金は倍ですが、これが一般的なUberであろうとこちらを選択。

いずれもこちらを利用しましたが、車両はプリウスとCR-Vだったので日本のタクシー同様、助手席に1名乗れば4名乗車は可能。

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そして最初のチャレンジでいきなり失敗しました。

何処でも呼べば来てくれるのだと思っていたら大間違い。ある程度分かり易く、拾い易い場所で待つ必要あり。下段に周辺で分かり易い場所が幾つかピックアップされるので、そちらを選択して分かり易い場所へ移動する必要あり。

何を失敗したかと言うと呼んだ場所がグランドセントラルのガード下であり、車両がガード下に来るのかガード上なのか判定つかず。

ガード下で待機していてもなかなか来ないので、向かっているルートを見ると車両が目指しているのはガード上。慌ててガード上に登っていきましたが、結局合流できずこの手配はキャンセル。

違約金としてしっかり5ドル取られました。

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気を取り直して再度挑戦。今度は宿泊しているグランドハイアットの正面に待機場所を設定して配車依頼。

GPSで向かっていた車両が到着したであろうことが分かるのですが、記載されている車両が果たしてそうなのか分からず、一般車に声を掛けて非常に嫌な顔をされました。

車両にはUberのロゴも無く一般車と見分けがつかない。ドライバーの顔写真も載っているのですが、映りが良い写真を使っている様で、髪型も違い全くの別人だろうというドライバーも居ました。

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この時はHONDAのCR-Vだったので見つけやすいと思い、黒いCR-Vが停まったので乗り込もうとしたら、別の日本人のご家族がこれは私たちの依頼した車だと思うのですがと言われ、ドライバーに確認したら確かに別車両でした。

我々の車両は全く同型のCR-Vでしたが、大型バスの陰に隠れておりこれまた見つけるのに苦労してしまい、危うくまた罰金が科せられるところでした。

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Uberは手配した車両と合流する事にコツが必要ですが、乗ってしまえば後は目的地で下ろしてもらうだけ。

HAY!とTHANK YOUの二言だけで一切話も無く終了。

カード決済なので支払いの手間も無く、料金も決まっているのでボラれることも無し。良いことづくめで悪い点無しですね。

地元の方に尋ねたところ、イエローキャブは必ず遠回りをするし、ドライバーの態度も悪く、英語が不得意な観光客だと分かると平気でボル。価格を比較してもUberの方が確実に安いのだとか。

その方も全てUber利用であり、イエローキャブは後3年で駆逐されると言っていました。イエローキャブのドライバーは次々にUberに移っているそうです。

日本でも本来のUberが普及すべきだと痛感しましたが、利用者の観点で物が考えられず、利権が守られたこの国では民泊同様に普及する事はないでしょうね。

2018年6月18日 (月)

NYの歴史的建造物 その他

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とても一週間では回り切れないほど、NYには歴史ある建物が現存しています。

歩ける距離で目ぼしい建物だけをピックアップして見学してきましたが、その他にも見て置くべき近代建築や話題のスポットなども多数存在し、とても一週間では足りないと改めて実感しました。

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25年前に訪れ、教会とは本来この様な場所を言うのだと衝撃を受けたセントパトリック大聖堂。あの時の驚きは今も変わりませんでした。

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ロックフェラーセンター脇に存在する、書物に翼が生え蛇が登っているオブジェはどの様な意味が有るのか。

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NYは各所にこの様なアートが存在し、これらを見て歩くだけでも実に楽しい。

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私の年代だとロックフェラーセンターイコール、スケート場だったのですが、現在はスケートリンクは廃止されたそうです。

昔は良くロックフェラーセンター前のスケートリンクからニュースの中継が行われていたので、25年前にこのスケートリンク見たさに訪れたのですが、特設スケートリンク程の広さしかなくがっかりした事を懐かしく思い出しました。

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ロックフェラーセンターから数分歩くとかの有名なトランプタワー。

25年前も金ぴかのタワーを見に行ったのですが、現在は警備が厳重で手荷物検査も有り。地下の土産物店には、4ドルで金のトランプが販売されているそうです。

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トランプタワーの形状はこんな形だったのですね。

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5番街には高級店が軒を並べていますがドルチェ&ガッパーナのショップを発見。

ドルガバの衣料やバックが好きで幾つか持っているのですが、実店舗を見たのはこれが初めて。覗いてみたかったのですが時間切れで素通りするだけになりました。

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こちらはY字路に建つ三角ビル。非常に歴史があり魅力的な建物ですが、こちらはスパイダーマンの映画に登場したそうです。

ガイドさんにも市内観光を案内していただきましたが、こちらがスパイダーマン、こちらがゴーストバスターズとNYの建物は様々な映画に登場している事を聞きました。

実際の建物を見学した後に映画を見直すと、新たな発見が有って楽しいかもしれませんね。

2018年6月16日 (土)

NYの歴史的建造物 New York Public Library

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ニューヨーク公共図書館もグランドハイアットから5分ほどの距離に有ります。正式名はNew York Public Library。

普通、観光で図書館など絶対に行きませんよね。

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到底公立図書館とは思えないほどのスケールと歴史有る建物に圧倒されます。

日本であれば入口付近に座っている輩が有れば、見苦しく邪魔な存在にしかなりませんが、きちんとした身なりのNYが座っている様は何故か許容されてしまいます。

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1911年に竣工された建物は荘厳であり、美しい曲線で構成された建築技術に驚くばかり。

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入館に簡単な手荷物検査を受けますが入館無料。

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館内を自由に見学する事が出来ます。

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各所に設けられている天井の巨大絵画の美しさに見入ってしまいます。

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図書館なのですよね?

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何処を見ても美しい。こんな図書館が近くに有ったら毎日通ってしまいます。

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NY市民であれば登録して普通の図書館と同様に利用出来るそうです。

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小さな土産物屋ですが、New York Public Libraryのシンボルマークやロゴが入ったグッズが可愛く、ついついバックと帽子を買ってしまいました。

冷静に考えれば単なる公共図書館のグッズを買うのも可笑しな話ですが、結構観光客で賑わっていました。

2018年6月15日 (金)

NYの歴史的建造物 GRAND CENTRAL TERMINAL

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前回のNY旅行における私は、本当に無知な若造だったのでNYの貴重な歴史的建造物を一切見学していませんでした。

その時の自分に対面出来るのであれば、お前は何しにNYへ来たのか?と思わず説教してしまうでしょう。

今回、時間が限られている中で出来る限り主要建造物を巡ってきました。

まずは今回宿泊したグランドハイアットの真横に位置するGRAND CENTRAL TERMINAL。

高層ビル群に挟まれた地味な入口なので、この駅を見る価値が果たして有るのかという期待させない場所に有ります。

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若干重いスイングドアから入り、通路を通って中央構内に到達するとそこは圧倒される程の空間が広がっていました。

現在電車は全て地下鉄化してしまったので、駅機能はかなり様変わりしているそうなのですが、非常に多くのニューヨーカーが今も往来していました。

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このシンボルの時計はティファニー製なのだとか。100年近い時を刻み続けている貴重な4面時計。

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巨大なシャンデリアが左右の回廊に幾つも吊るされています。

駅構内は必要最低限の照度しか有りませんが、この雰囲気や光の演出は素晴らしいですね。日本の様に蛍光灯でただ明るくすれば良いという概念は、いい加減捨てるべきでしょう。

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巨大な構内天井には星座が描かれています。この場に立つと、延々天井を眺めていたい気持ちになります。

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駅正面頭上の時計には見事な彫刻が飾られています。

今では駅周辺は高層ビルが乱立しており、良く見ないとこの貴重な建造物を見落としてしまう様な立地ですが、当時はこの駅を中心に都市が形成されていたのでしょう。

溜息が出るような素晴らしい建造物が現在もそのまま残されている事に、米国の建造物に対する敬意やその資金力に敬服します。

駅なので当然誰でも利用でき無料で見学可能。一度は見ておきたい場所ですね。

2018年6月13日 (水)

NYの治安

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25年ほど前にNYを訪れた時は、このブロックから外には絶対に出ないようにと危険な場所を事前に指示され、移動できる場所が限定されていました。

ホテル周辺の安全な場所やTIMES SQUAREなどでも深夜の外出は控えるように言われており、この時の経験が有ったので今回の旅行も目立つような服装は控え、夜間などは出歩けないと考えていました。

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しかし、現地の方の誰に聞いても安全だと言われました。

ジュリアーニ市長になってから格段に治安が良くなってきていたのですが、皮肉な事に同時多発テロが起こり警備が厳重になったことで、必然的に治安が良くなったのだとか。

確かに街を歩いていると、頻繁にパトカーや警察官に遭遇します。

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グランドセントラルの駅構内には軍服を着てM16を持つ軍人3名が立っていました。

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パトカーに描かれているNYPDの意味を調べると、NEW YORK CITY POLICE DEPARTMENTの頭文字をとったもので、ニューヨーク市警察の意味でした。

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パトカーは概ねフォードですね。

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この日はパレードが催されるために5th avenewが通行止め。ごみのパッカー車で完全に閉鎖する所が米国流。

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スクーターによる交通警備も絵になっていました。

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道路閉鎖するためのバリケードを運搬する車両も米国サイズ。

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ミュージカルを見て23時を回ったTIMES SQUAREですが、ここにも警察官が多数待機しており安心して歩けました。

NY市だけで年間観光客数が何と6000万人を突破(2016年)し、市内には観光客が溢れています。警察官が増員され警備が厳重になった事に加え、観光客も急増したことで更に治安が良くなった模様です。

実際にNY市内を広範囲に50km歩き、早朝から深夜まで出歩きましたが、ほとんど危険を感じる事は無かったですね。

ただ、油断するとやられますよと現地の方も言っていたので、日本の感覚でいると痛い目にあう事でしょう。

2018年6月11日 (月)

ANAのビジネスクラス

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JALとANA、どちらが良いかと問われればJALなのですが、JALは国の後ろ盾がある上、経営危機でも国が救済しておりフェアではありません。日本郵政と同じですね。

よって個人的にはANAを応援したい気持ちが強いですね。

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どの航空会社もビジネスクラスのシートの造りは同じだとばかり思っていたら、若干異なっていました。

飛行機の型式によっても差が有るので一概に比較は難しいのでしょうが、前回のJALでは前後左右が上手く遮蔽されていたのですが、今回は前方の状況が丸見えで少々残念。

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それにしてもフルフラットで眠れる事は本当に有難いのですが、冷静に考えるとこれは車中泊と同じですね。

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アメニティの類はほぼ同等。

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羽田~NYまでの距離6702マイル、所要時間11時間44分。やはりこの長時間、エコノミーで耐える事は体力的にも厳しい。

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ウェルカムドリンクとしてシャンパンが配られましたが、私はもっぱらビールなのでその後に続くお酒はメニューの4種からモルツを選択させていただきました。

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食事も選択肢が豊富ですが配給する方々はその分業務が増えて大変です。

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機内でもグラスで飲むビールは格段に美味しく感じられます。

ビールはグラス、コーヒーも陶器で支給していただけるのですが、食事同様狭い機内であり、まして激しく揺れる場合も有るため、グラスや陶器の扱いは想像以上に大変な事なのだと推測されます。

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しっかりした食事であり、どれも美味しかったですね。

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今回のNY旅行では肉を一切食べる機会が無く、唯一機内食のステーキのみが旅行中のお肉となりました。

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デザートまで、有難うございます。

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今回映画は時期的にもあまり面白い物が無かったですね。

シェイプ・オブ・ウォーターとDEATH WISHのみ視聴し、後はずっと寝ていました。

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13時間時差が有るので夕食なのか朝食なのか判断に迷いますが、こちらもしっかり頂戴いたしました。

12時間全く動かずに食べてばかりなので、完全なブロイラー状態であり体に悪い事この上ない状況ですがこればかりは仕方有りませんね。

会社は違えどビジネスクラスは必ずフルフラットで眠れるので、長時間のフライトでも苦痛ではなくあっと言う間に到着してしまいますが、それだけ快適だという事ですね。

2018年6月10日 (日)

セントーサ島

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数日後に米朝首脳会談が予定されているシンガポールのセントーサ島ですが、昨年現地を訪れているので、今一度どの様な場所だったか確認してみました。

正式名はSENTOSA ISLANDですね。

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セントーサ島まではマリーナベイサンズからタクシーで30分ほどの場所ですが、島に入るには橋が1本しかなく、入島の際にはETCの様な電子決済で通行料を徴収されます。

報道されている様に橋が1本しか無いので警備がし易いですね。

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島内に歴史ある建造物などはほぼ無く、新しく建造されたレジャー施設といった場所です。これはキッザニアが運営する建物。

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小さな島を巡回するモノレールも設けられています。

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歩いて散策できる小さく楽しい島ですが、暑さと湿度でなかなか歩が進みません。

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シンガポールを象徴するマーライオンは5ヶ所に点在していますが、最大サイズの物はこの島に存在。

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入場料は必要ですがマーライオンに登り、口と頭上から島全体を見た渡す事が可能です。

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驚くほど小さいユニバーサルスタジオも有り。

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高温多湿で何もしなくても体力を消耗するシンガポールでお勧めなのは水族館。涼はとれますが、大した魚もおらず内容は今一つ。

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島全体がディズニーランドの様な造りになっているセントーサ島に、米朝の両首脳が揃うとは俄かには信じがたい状況ですが、両国が一戦交えれば日本も対岸の火事ではなく、数十万の死傷者が出る上に経済も大打撃を受けるでしょう。

米朝の政治ショーに終わらず和平に向けた進展が有ることを望みます。

2018年6月 8日 (金)

イモトのwifiの利用容量制限

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旅行の度に利用しているイモトのwifiですが、今回も受取り時の説明無しで申し込み、羽田の窓口で受取りました。

フライト後、飛行機の中で初めて内容を確認すると、見慣れぬ後付けの注意書き。

「本サービスは使い放題ではありません。データ量(500MB*渡航日数)の上限を超えると回線が停止し、返却頂く日までご利用いただけませんのでご注意ください。」と無責任な内容。

おいおい、聞いてないよと突っ込みながら、日々200MB前後を一人で利用している私としては、家内と二人の利用ではぎりぎりだと利用前から不安が募ります。

こんな事なら2台申し込んでおけば良かったと反省しながら、これらの注意事項は申込時にもっと分かりやすく告知しておくべきだと少々怒りモード。

今回の旅行で言えば、貸与期間が6日間なので利用制限は3GB。

そしてその不安は的中し、渡航初日で2GBを消費してしまう自体発生。スマホの自動更新などの機能をすべて停止していたつもりが、写真のクラウドバックアップが生きていた様で、あっという間に残り5日にして利用可能容量は1GBという危機的状況。

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早速イモトの運営側から利用制限注意のメールが入り、「通信会社よりご利用データ量が大きく、FUPにて帯域制限による回線停止の恐れがあると報告をうけております。」という人ごとの様な通告。

容量の追加変更なども出来る仕組みは無く、残された僅かな容量で旅行を乗り切るしか有りません。

幸いホテルのフリーwifiが利用出来たので、検索やメールの送受信はホテルで済ませ、外出時の利用を制限。

涙ぐましい節制努力により最終日のJFK空港で3GBを超え、何とか今回の旅行を乗り切ることが出来ました。

旅行中は情報検索の他、マップ、ウーバーなど頻繁に使用するので、二人でも500MBの足かせは厳しいかもしれません。

wifiも今後は利用制限容量も事前に確認して申し込む様に致しましょう。

2018年6月 7日 (木)

ANA LOUNGE

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急遽決まったNY旅行ですが、飛行時間は往路13時間、復路14時間と半日以上を機内で過ごさなければなりません。

年齢的にもエコノミーで耐えられる自信が無く、無理すると後の旅行の楽しさを半減させてしまうため、ビジネスクラスありきの最安プランを探して申し込みをしました。

結果、航空会社はANAになり成田利用だったのですが、HIS側による手配ミスが有ったとのことで羽田利用でしかも往路は10時20分発、復路は18時15分発という理想的な時間に設定していただき、大喜びで変更を快諾したのでした。

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5月下旬の旅行なのでカウンターも空港内も非常に空いており、何事も利用し易すかったですね。

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JALはサクララウンジという洒落たネーミングでしたが、ANAは単純なANA LOUNGE。

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さてどの様な専用ラウンジなのでしょうか。

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道中には協賛しているスターウォーズのディスプレイ有り。企業イメージ向上に一役買っていますね。

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ラウンジ内は別途航空会社と共用しているとの事で盛況。なかなか空いている席が見つからず漸くソファ席を確保。

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ラウンジ自体の造りもフリーフード・ドリンクの内容も明らかにJALに軍配。サクララウンジのイメージを抱いていたため少々がっかりでしたが、フライトまでの2時間をのんびり過ごすことが出来ました。

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深夜までパッキングに追われ睡眠時間は3時間。朝食抜きで漸く落ち着いたので、お蕎麦まで注文し、おなか一杯になりました。

当然エコノミーよりビジネスの方が高額ですが、これら専用ラウンジの利用やフラットにして眠れる特典を考慮すれば十分に見合う価格だと思います。

何より旅行よりも飛行機に乗りたいという、私の様に妙な欲求を持った方にとっては尚更ですね。

2018年6月 1日 (金)

ECU到着

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出国前日、早々に書き換えられたECUが届きました。

日曜日の夕方に発送し、月曜作業で火曜日に到着したわけです。車両が使えないのは3日間ということになりますね。

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出国前のあわただしい最中、取り外した手順を覚えているうちにと辺りが暗くなる中、懐中電灯片手に取り付けに勤しみました。

取り外す時より手際が良く復旧は30分ほどで終了。

緩み止めのロックタイトもしっかり塗って再設置しましたが、後付けのセキュリティーアラームのホーンのボルトが緩んでいることが発覚したので、後日この改善点に関しては忘れないで対処しなければなりません。

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いとも簡単に復旧出来たので一抹の不安が残り、入念にボルトの締め忘れなどをチェック。

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やはりタワーバーや意味の無いエンジン音増幅装置が若干障害でしたが、実際にやってみるとECUの書き換えとは実に簡単なのですね。

どの様に変化したのかは帰国後試してみたいと思います。

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