グランドハイアット NY
NYは都市であり一日散策して本当に寝るだけなので何処でも良いと考えましたが、治安が悪いと旅が台無しなので、多少アップグレードしてグランドハイアットを選択。
検索すると六本木のグランドハイアットをイメージしてはいけませんと注意書きが有りましたが、確かにNYのグランドハイアットは少々残念なホテルでした。
立地はグランドセントラルの真上であり申し分ないのですが、いかんせんホテル自体が古い。
後にガイドさんに聞いた話では、トランプの快進撃はこのホテルから始まったそうで、NY市と交渉して彼が購入し、リニューアルして現在のグランドハイアットに蘇らせたのだとか。
立地が良い反面、ホテルは道路にそのまま面しており高級ホテルと言う印象無し。ただ、後に歩き回って検証するとNYのホテルは何処も同様でした。
フロントも小ざっぱりしており、ビジネスホテルと言った印象。利用客も観光客よりもビジネスユースが多かったですね。
部屋もクラシカルなビジネスホテル風。広さも設備も必要最小限。
都市部ならではの風景で窓一つ。格好良く言えばシティビューでしょうか。
正面道路に面した真上なのですが、NYはやたらとクラクションを鳴らすので、朝だろうが夜中だろうが煩いどころの話では有りません。
救急車やパトカーも最大音量で走り、クラクションは兎に角頻繁に鳴り響く状況であり、就寝時は耳栓必須です。中国も非常にクラクションを鳴らす国でしたが、NYはその比ではありません。
最近ホテルの仕事もしているので、NYのホテルをしげしげと観察。
トイレ、洗面、バスが一体となった詰まらない構成。シャワーの水の出が悪いと聞いていましたが、これは普通でした。
欧米のシャワーヘッドは概ね合理的な固定ですが、いつ使ってもこれには馴染めません。
なかなか酷かったのがこの洗面化粧台。コンパクトにし過ぎだろうというほど小さく、上の棚が張り出しているので顔もろくに洗えず歯を磨くのも大変。
完全な選択ミスなのですが、まともにボウルが水を受けられないので、ちょっと顔を洗うだけで周囲は水浸し。
近年交換した様ですが既にキャビネットは水を被って腐食していました。NYのグランドハイアットはこんなものです。
シェラトンに立ち寄る機会が有りましたが、シェラトンの方がインテリアや造りが観光客向け。次にNYに来る機会が有ってもグランドハイアットは選ばないですね。
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