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NYの様に金に物を言わせて収集した物を並べてどうだと言った迫力は有りませんが、敷居が低く親しみやすい芸術である様な気がします。
多くが無料開放にて市民に広く開放されており財政の豊かさを感じます。
MUSEUM OF CONTEMPORARY ATR AUSTRALIA
建物自体も近代芸術の様です。
中国アート展だったのか、これまであまり目にする事の無い展示を見る事が出来ました。
ミュージアムショップのアートなコアラですが、これは流石に購入する気には..。
美術館が幾つも点在しているのですが、いずれも18時前に閉館。
唯一ナイトミュージアムを開催している美術館を発見し、かなりの距離を歩いて行き着きました。美術館自体がライトアップされており、この建物を鑑賞するだけでも価値あり。
欧米の美術館は何処を訪ねても素晴らしいですね。
いつも美術館巡りに一日を割くのは勿体なく、決まって制限時間内にチャッチャと回るのみになってしまいますが、一日芸術鑑賞に浸る贅沢な旅行を経験してみたい物です。
到着当日、宿泊しているホテルの車寄せにウラカンを発見。
リッチなオーストラリアはスーパーカー大国なのかと思い、その後も二匹目の泥鰌を探しましたが、滞在期間中遭遇できたのはこちらのウラカンのみでした。
オーストラリアは日本と同じく左側通行でハンドルは右。左ハンドルは法律で認められておらず、オーストラリアを走る車は全て右ハンドルなのだとか。
シートベルトの着用はもとより運転中の飲食も細かく決まりがあり、何かを食べながら運転する事が出来ず、熱いコーヒーなどもご法度。
観光目的で同乗している我々も、走行中の飲食はペットボトル飲料のみ可という厳しいルールが適用されていました。
走っている車は道路事情が同様の日本車が圧倒的に多く、シェアNO.1はトヨタですが昨年はマツダが一位に躍り出たそうです。
スズキ、ホンダ、スバルととにかく日本車が多く、ここは日本かという感じ。
車は昼夜問わず路肩駐車の車両が日常の風景。パーキングチケットなども不要なのかもしれません。
ソウルレッドのロードスター発見。日本仕様との違いを知るべく近寄って観察。
海外のナンバープレートはシンプルで格好良いですね。これだけでも車が違って見えます。
違いを探してみましたが、ホイールもマフラーもエンブレムも全て日本仕様であり少々がっかり。
ハーレーは比較的少なく、バイクもホンダなど日本車が多かったですね。騒音規制は緩い様でバイクは軒並み大音量。
オーストラリアは国道1号を延々走るとオーストラリア一周が出来るそうですが、半端無い距離なので普通でも1ヶ月かかるそうです。
車両価格は高く概ね日本価格の1.5倍~2倍。本当だとすればロードスターがこちらでは600万以上!
余程の高所得者でなければオーストラリアで充実した生活は送れませんね。
何処の国に行っても、やはり日本の食が最高だと感じて帰国する事になるのですが、シドニーの食は予想に反して非常に美味しく、一切日本食が恋しくなる事が有りませんでした。
シドニーは海が近く肉は当然オージーなので、魚も肉も豊かで非常に美味しい。
オプショナルツアーで出された昼食は何れも美味しく、このオージービーフの分厚いパテを挟んだバーガーも絶品。
これ日本で販売してもらえないでしょうか。
米国の底無しに甘いデザートを想像していたのでこちらも拍子抜け。日本の物より甘さは強いものの米国の10分の1でしょうか。
何処のお店のデザートも美味しくいただけました。
夕食は子供達がリサーチしてくれた外れる確率が低いと思われるお店を選択。
肉はPony、魚はNick'sを選びましたが、両店とも非常に満足の行くお店であり、Ponyに至っては二日訪れたほど料理が美味しい。
家族4人でアルコールも入ると概ね3万豪ドルほどになってしまいましたが、日本でも同様のお店であればほぼ同額ですから、シドニーのロケーションの食事でこの価格であれば不思議と安く感じてしまいます。
シドニーで食べるオージービーフは日本に入ってきている物より、新鮮で質も良いので非常に柔らかく美味しかったですね。
オーストラリアの食は美味しいと現地の方にお話しすると、以前はそれ程良くなかったが、ここ4、5年程でオーストラリアの食は劇的に変化して来たのだと教えていただきました。
シーフードはNick'sがお勧めです。お店の雰囲気も料理も非常に高得点。
NYは何を食べても大味で塩辛く、甘いものは底無しに甘いという米国流の食は相変わらずでがっかりでしたが、シドニーは何を食べても満足の行くものでした。
当然ながら日本語記載や写真添付等一切無く、難解な単語が羅列される難攻不落なメニュー。
料理内容を想定してああでもないこうでもないと議論していた所、責任者と思しき方が見かねたのか、同店で働いている日本人留学生を呼んで来てくれました。
オーダーすべき料理やお勧めを知ることができ大変助かりましたが、読解力の必要性も改めて痛感しました。
ただ、それでも一部理解出来ていない点が有り、サーモンの尻尾の特別料理は完全にメインデッシュに被っていたという笑えない状況も。まあ、これも旅の楽しみですか。
シドニーは殆どのお店が18時には閉店してしまうので、日没と共に街はかなり暗くなるのですが、治安が良いのでかなり遅い時間まで出歩く事が可能。
逆にパブなどは17時頃から混み始め18時には長蛇の列。本場のパブも体験してみたかったのですが、並ぶことが嫌いな私は断念。
ただ、皆さんパッと飲んでパッと帰る様で、20時頃にはお店は落ち着きを取り戻します。
ponyもNick'sも20時頃に入るとどちらも空いており22時近くになるとほぼお店は終了。
オーストラリア人は金曜日夕方から休みモードで、土日は充実した余暇を過ごし、日曜日の夕方には月曜日に備えてさっさと帰ってしまうのだとか。国民性が良く現れていますね。
オーストラリアの水道水は飲めるとの事でしたが、日本の軟水に対しオーストラリアは硬水であり一応飲むことは控えました。
ホテルではベットメイキングの度に500mlが一人一本提供されました。
室内で売られている2Lの水は10豪ドルですから約800円ですね。NYのホテル内で購入した2Lの水も確か10ドル弱でしたが、いずれの国に行っても水は高いですね。
海外旅行で相応の出費を迫られる水ですが今回は大人四人だったので、備蓄として保管していた2Lのペットボトル10本と500mlを4本日本から持参しました。
我ながら良い考えだと思い、6泊7日の旅行これだけの水を消費すると計算しましたが、シドニーは冬であったため想定よりも消費量は少なく、結局2Lが1本余ってしまいました。
ただ、日本で購入したこの天然水はアマゾンで1本118円でしたから、日本の水の価格は海外に比べて破格と言えるほど安いですね。
流石に22Lの水を運ぶだけで一苦労でしたが、相応の経費が削減できる事を考えればこの努力は報われます。
ハワイで購入した収縮ビニールバックを未だに大切に使っており、往路は水、復路はお土産を入れて今でも現役。
重量物を入れて預かり荷物扱いで3回ほど利用しているため、各所に小さな穴が開いたりと傷みが出てきましたがあと数回は活躍してくれそうです。
日本は何処に行っても各所にトイレが有り、トイレで困る事など殆ど無いため、この感覚を持ったまま海外へ行くと大変な目に遭います。
ハワイは決して綺麗では有りませんが、比較的トイレが多くあまり神経質にトイレを意識せずとも観光が楽しめますが、NYはトイレが少なく危険な場所も依然多いので、安全になってはいましたが、前回の旅行でもトイレに関しては計画的に利用していました。
そしてシドニーに関してはトイレが多いので心配無用と聞いていたのですが、確かに旅行中トイレで困る事は有りませんでした。
至る所にトイレが有り、安全でしかも綺麗。寧ろ日本の公共トイレの方がよほど狭く汚い。
ただ、難を言えばウォシュレットが一ヶ所も無かったのでこの点だけは残念でした。
また、男性用の小便器の設置高さは身長180cm以上で設定しているものと思え、私でもぎりぎり届くほどの状況でした。
トイレに関しての不満はその程度の事なので、街を歩いていても買い物をしていても、兎に角各所に安全で綺麗なトイレが用意してあることは素晴らしい事です。
日本も急増する外国人観光客のために、もっと広くて綺麗なトイレを整備する必要が有りますね。皆さん体格が大きい上に、大きなスーツケースを引いている事も多い訳ですから、こういう所に”おもてなし”を生かすべきでしょう。
こちらはフォーシーズンズホテルのトイレですが当然の如くウォシュレットは無し。
排水は壁のボタンを押すと開始されるのですが、大音響と共に凄い水量が噴出する割には一向に流れない。
ボタンを10秒以上押し続けて漸く流し切るという状況だったので、オーガニック等でエコなイメージ有るオーストラリアにしては、トイレばかりは非常に非効率だと感じました。
TOTOさん、LIXILさん、オーストラリアに営業かけた方が良いですよ。
コーヒーは米国が一番美味しいと認識していた私は、今回オーストラリア旅行でそれは間違いだったことに気付きました。
オーストラリアでコーヒーをお願いすると、何のコーヒー?と必ず尋ねられます。豆の種類も多ければ、ラテ、エスプレッソなど7種類の選択肢が有り。
そしてそのコーヒーのいずれもが美味しい。
これはブジッジクライムの待合所で頼んだコーヒーなのですが、これも実に美味しい。
現地の方に聞くと、オーストラリアは何処よりもコーヒーに拘りを持っており、その数も豊富で断然美味しいのだとか。
嘗てスターバックスが出店したが、全く勝てずに撤退したことからも明らかだと教えていただいたので、早速調べてみましたが確かにほぼ駆逐。
確かに言われてみれば、GWに訪れたNYで飲んだ何れのコーヒーに何も感じることが無かったどころか、スタバでも水の様に薄いコーヒーばかりで一度も美味しいと感じた事が有りませんでした。
是非コーヒー豆を売っているお店で買って帰ろうと検索したのですが、お店が少ない上に何れの店も営業時間が10時から16時など有り得ない設定で、一つも行くことが叶いませんでした。
豆の持ち帰りを諦めていましたが、スーパーマーケットに1kgパックでこの2種が置いてあったので両方買ってきました。
このvittoria Coffeeの文字は街中で見かけた事があるので、ある程度知られたブランドなのかもしれません。
ESPRESSOと書かれているので、エスプレッソ用の豆なのだと思いますが、エスプレッソマシンは我が家に有りませんので、普通にドリップで飲んでみました。
渋みは弱く重めの味わいで、スタバのブレンドより格段に美味しい。
このOROという豆はスーパーで売っているくらいなので、普及品の中でも低級と思われ失敗だろうと覚悟していましたが、これがまた美味しい。
香りは弱く渋みが強いのですが、この独特の風味がまた美味しく感じます。
再びオーストラリアを訪れる機会があれば、コーヒーをまとめ買いして来ようと思います。
成田を発った日の東京の気温は38度であり、スーツケースを車に積むだけで全身汗だくになりました。
シドニーの気温は何を調べてもバラツキがあり、春なのか冬なのか微妙な温度帯。まあ、春頃の気候でしょうと、長袖を数枚と羽織る様なジャケットを持参しましたが、シドニーは完全に冬でした。
タクシーで送迎してくれた女性は完全な冬装備であり、我々の格好を見て笑っており、現在のシドニーの気候は完全に”WINTER”だと言っていました。
この日のシドニーの気温は最低が8度、最高が15度でしたから..。
折角の旅行で風邪を引く訳にいかないので、市内観光ついでにユニクロへ行く事になりました。
ユニクロに到着したのは夕刻でしたが何と閉店が18時である事を知り、慌てて駆け込みました。
私はマイクロダウンを念のため持参しており、旅行中はこれのみで我慢する事にしたのでユニクロに入店する必要無く、家族の帰りを正面のテーブルで仮眠。
家族は何処へ行ったものかと待っていると何故か階下から登ってきました。
有無を言わさず定刻で閉店し、通用口から出てくれと何処だか分からない扉から出されたのだとか。
購入したのはマイクロダウン3枚とパンツ2枚のみでしたが何と3万円!
そんな高い商品がユニクロに存在したのかと聞くと、どの製品もびっくりするほど高く、驚いた家内はバーゲンで半額になっている物を購入したそうですがそれでも3万円。
後に現地の方に聞くと、ユニクロもダイソーモ有るが、日本から運んでくるので全て日本価格の倍なのだとか。高いのも無理ないですね。
事前の情報収集を怠ったばかりに高い物につきました。
余談としては購入したマイクロダウンにセキュリティタグが付きっぱなしになっており、ホテルでそれを外すために10分格闘。
初日にして大らかなオーストラリアを体感出来ました。
シドニーには定刻通り到着したのですが、滑走路が混みあっており着陸出来ずに、30分程空中旋回。こんな事ってあるのですね。
ホテルには8時に到着しましたが、荷物を預けて市内見学に臨もうにも時間が早過ぎることと、生憎の天気が不安を増幅します(何より寒い)。
更に睡魔も襲ってきており、出来ればお決まりの15時チェックインではなく速やかに部屋にご案内いただきたいと願っていた所、ホテルの計らいで1室を直ぐに提供してくれました。
手厚くお礼を述べそのまま部屋へ直行し、午前中全員で爆睡となりました。
NYではがっかりだったグランドハイアットでしたが、今回のホテルはフォーシーズンズ ホテル シドニー。
それほど他のホテルと価格は変わらず、絢爛豪華という雰囲気でもなかったのですが、ホテルの対応は良かったですね。
フロントは超一流と言った感の細身スーツの俳優の様な若者で、その左手には100万程するロレックスが輝いていました。流石一流ホテル。
シドニーはサンフランシスコに次ぐ坂の多い都市との事で、確かに至る所、非常に高低差が有りましたが、その高低差を上手く利用して街が構成されています。
フォーシーズンズはオペラハウスからもほど近く非常に便利な場所に立地しており、直ぐ近くにロックスというエリアも有り、古い町並みに飲食店などが多数入っています。
狭いエリアですが何処をどう切り取っても絵になる場所が続きます。
オーストラリアは地震も台風も無いので、築100年を優に超える建造物が至る所に残っています。
どうもイメージしていたオーストラリアではなく、昔歩いた英国の街並みに似ていると思ったら、もともと英国領だったのですね。
1606年にオランダ人探検家が大陸を発見し、1770年に英国が大陸の東半分を領有主張し、1828年に全土が英国の植民地となっていたとの事。
英国をそのまま広い土地に展開したらこうなりましたと言った感じです。
街を行きかう人々は総じて所得が高い様に見受けられます。当然そんな国なので治安も良く、昼夜を問わず安心して歩けます。
我々アジア系民族が海外旅行で感じる人種差別は、移民国家であり200年の歴史が有るオーストラリアでは、滞在期間中ほとんど感じませんでした。
ただ、現地の人曰く基本は白人社会であり、根底に人種差別は存在するとのこと。
そもそもオーストラリアは英国の罪人を流刑にするために設定した場所であり、先住民のアボリジニを迫害して英国人が乗っ取った国なので、生粋のオーストラリア人は存在しません。移民で定住し始めた人々の子供たちがこの国の国民であるため、何々系のオーストラリア人と言った方が正しいのかもしれません。
到着初日は早朝の土砂降りから始まりましたが、昼からは雨も止み曇天。
ロンドンは毎日この様な天気でしたが、シドニーの曇天もまた風情が有って良いのですが、想像以上に寒く初日に衣類を買いに行く羽目になりました。
日本からオーストラリアを訪れる直行便は、ケアンズ、ゴールドコースト、シドニー、メルボルンの4路線が就航。
ただ、調べてみるとJALが飛んでいるのはシドニーとメルボルンのみで、その他はJETスターの選択しか有りません。
長距離のJTスターはLLCとは異なるとは言うものの、9時間のフライトは出来れば快適に過ごしたかったので、必然的にシドニーかメルボルンの二択に絞られました。
この2都市を比較すると、やはり世界遺産であるオペラハウスは外せないので、最初のオーストラリアはシドニーに決定となりました。
初めてのオーストラリアですが困ったのは換金。
FXから換金しようと試みましたが豪ドルの選択肢は無し。
全く現金を持たない訳にはいかないので結局成田で換金する事になりましたが、豪ドルは換金率が非常に悪い。
何と買いが90.57円で、売りが71.17円なので換金差額は1豪ドル当たり19.4円。
この日の豪ドルのレートは80円強だったので、豪ドルの現金化は非常に損失が大きいですね。
結局5万円を換金して持参しましたが、オーストラリアは基本的にチップが必要無いので、200豪ドル程度が残りました。
豪ドル紙幣は最小額面が20豪ドルなので、チップなどの用途としても非常に使い辛かったので、この辺の事情も現地の人に聞いてみるべきでした。
そしてカード払い分のレートですが、旅行中から帰国直後の豪ドルは概ね80円~79.5円前後でしたが、カード支いのレートは何故か83.3円。
オーストラリアでの支払いは、想定レートより割高になると考えていた方が良いでしょう。
シドニーへのフライト時間は約9時間で時差は1時間。19時過ぎに成田を立ち、シドニーに早朝6時頃に到着となります。
時差はほぼ無いものの、飛行中はどうしても熟睡出来ないので、シドニー到着時はいつもの如く寝不足気味。
シドニーのスカット晴れた青空が歓迎と思いきや土砂降りの雨でした。
今回のツアーにはホテルまでの送迎が付いておらず、オプショナルでの取り扱いになっていましたが220豪ドルもするので却下。
さて、タクシー、電車、バスの何れで向かうか暫し考えましたが、スーツケースを幾つも持った状態ではタクシーの選択が最善と考え、長い列に並ぶ事にしました。
人数や荷物が多いグループはワゴン車の列に振り分けられ、エスティマをロング化したタクシーに乗り30分程でホテルに到着。
料金は90豪ドル強でしたが、チップを渡して丁度100豪ドル。オプショナル送迎の半額で済みました。ただ、往路は8時15分発だったので、こちらはオプショナルで送迎を依頼。
早朝5時に日本人ガイドさんが迎えに来てくれ、タックスリファインドの手続きや搭乗手続き、空港内の説明などを一通り手伝って下さいました。この辺はケチらずにお願いをして正解でした。
今年の夏休みが家族揃って旅行が出来る最後の機会という事が分かり、急遽行き先を検討開始。
全く縁の無かったオーストラリアを思い付きで選択し、何ら予備知識無く、一切期待せずに訪れましたが完全に予想を裏切られました。
最高ですオーストラリア。
物価は高く不動産は恐ろしい程高いオーストラリアなので永住の夢は叶いませんが、ロケーション、人々の暖かさ、気候、食、治安の良さなど素晴らしい国です。
現地でお会いした日本の方々にオーストラリアに住むことになった経緯や、オーストラリアの魅力をお尋ねしましたが、皆さん異口同音にオーストラリアは素晴らしい場所だと笑顔で答えて下さいました。
いつか再訪するための備忘録として、暫くオーストラリアネタを続けさせていただきます。
バイクに乗っていると革製品のアイテムが多く、革ジャンやグローブ、ウォレットなど多数の革製品を購入し使用していました。
現在も20年以上使用し続けている革ジャンやウォレットを所有していますが、味が出るにつれ手放せなくなっています。
この鞄は昨年中古で購入したダニエルボブのショルダーですが、ナチュラル仕上げで多少の変色は有ったもののほぼ新品状態で2万円。
ナチュラル仕上げはちょっと触っただけでも変色してしまうので、使用する事を躊躇していたのですが、何もせずとも次第に焼けて来たので、価格の安さも手伝って日常使いにすることにしました。
この日の気温が40度近かった事も有るのですが、何と一日肩に掛けて出掛けただけで、手が当たる部分が汗で変色。
ナチュラル仕上げは想像以上に繊細でした。
更に夕方に雨に降られたのですが、雨が当たった部位も見事に変色。
事前にラナパーを塗っていたのですが汗も雨も全く予防出来ませんでした。
使用して一週間でこんなに汚くなりました。底面は当時の美しさを保っていますが、ナチュラル仕上げがこれほどまでに汚れに弱いとは想像しておらず少々困惑。
2万円で購入した中古なので良いのですが、この鞄の新品は概ね8万~10万もするので、新品購入であれば泣いていますね。
23年前に家内に買ってもらった、ナチュラル仕上げの二つ折りウォレットは未だに愛用していますが、今では真黒に焼けており味が有るどころか、ゴキブリの様に黒光りしており正直に言って汚い。
この鞄も日々使っているとどう変化していくのか興味深い所ですが、物が鞄だけにまだらに変色していくため、相当汚くなっていくものと思われます。
ナチュラル仕上げは避けた方が無難かもしれませんね。
週末の昼時に偶然新宿を訪れると、ちょうど歩行者天国が開始される所でした。
随分昔にこの歩行者天国を歩いた事が有るのですが現在も続いている様です。
いつもは歩けない車道を歩くだけで風景が違って見えますね。
この違和感が心地良い。
帰宅してから調べてみると、新宿、秋葉原、銀座が現在も週末毎に歩行者天国が実施されています。
そういえばNYでも週末はイベントが度々行われてストリートが通行止めになるため、頻繁に大渋滞が発生すると現地の方が言っていました。
信号も全て停止。面白いですね。
歩行者天国を楽しんだ後は目的地へ向かいましたが、薄暗くて汚かった東口と西口を繋ぐトンネルは綺麗になっていました。
確かここにはペットショップが有ったのですが、ブランド品の買取店に変化。
何年か前に火災が有った思い出横丁は現在も賑わっている模様。
狭い通路に提灯が並ぶ独特の空間は、外国人観光客にも人気のスポットなのかもしれません。
家内からLINEにて、身に覚えのない消費料金に関する訴訟最終告知のお知らせが来たので電話した方が良いかしらとの問いが来ました。
やれやれ、古典的な詐欺なので無視して捨てる様に伝えました。
帰宅するとまだ捨てずにこの葉書が残っていたので、どの様な相手が出るのか知りたく連絡したところ、ご丁寧に時間外の設定らしくアナウンスが出て終了。
この様な詐欺は次々に連絡先を変えるので、翌日繋がらないと思って再度連絡してみると若い男が応答。騙された振りをして色々尋ねると、あくまで霞が関の法務省管轄支局なのだとか。
どうして地裁や弁護士でないのでしょう。
法務省は国の行政機関であり、基本法制の維持、整備、法秩序維持、国家利害に関する統制、出入国管理等々で忙しく、一般消費者などに構っていられないのです。この詐欺の発案者はパスポートは持っていないのかもしれません。
極論、法務省に管轄支局など存在しない事なのですがね。
この文章を良く読み解くと更に杜撰な事が判ります。
突っ込みどころ満載なので幾つがご紹介しますと、「貴方の利用されていた契約会社」とありますが具体的社名が書かれていません。
しかも、「もしくは運営会社側から契約不履行による民事訴訟として、訴状が提出されました事をご通知致します。」と続きます。
訴えてるのは契約会社?運営会社?それも分からないで訴えてるの?と思わず笑ってしまいます。
更に面白いのは、こんなものを葉書で送っておいて、「プライバシー保護の為、ご本人様からご連絡いただきます様、お願い申し上げます。」と締めくくられています。プライバシー保護ってこっちのセリフなのですが。
若干巧妙なのは葉書は9月9日に投函されており届いたのが9月10日。謳われている取り下げ最終期日が9月11日なので、考える猶予を極力与えないようにしているのでしょう。
更に更に面白い事を発見。
消印を拡大して読み取ると、投函しているのは何と豊島区!電話応答した男にも所在を改めて確認しましたが、葉書に記載している通り千代田区の霞が関なのだとか。わざわざ豊島区まで行って投函したのでしょうか。
そして電話を切った後、嫌がらせの電話が10回以上入りましたが、これ女性が電話してしまったら大変ですね。
速やかに警察署に電話を入れて葉書の件や連絡先を伝えましたところ、葉書や封書で送りつけるこの詐欺は全国規模で発生しているので、決して相手にせず葉書を処分して連絡しないでくださいと言われました。
いやいや、私だから良かったものの、これ間に受けて電話してしまう人が居るので、根本的に根絶してくださいとお願いしましたが、警察としては電話番号を停止させることしか出来ないそうです。
被害状況を尋ねると発送するのは騙されやすい女性宛で送るのだとか。確かに今回の葉書も家内宛に来ていました。
こんなもの、囮捜査で口座と電話の発信場所を容易く確認出来ると思うのですが、どうしてそこまでしないのでしょう。放置して良い事案では無いと思うのですが。
皆さん、これらの情報は共有化して被害を食い止めましょう。
制御プログラム不良による火災懸念のリコールにより、ロードスターRFはディーラーにてプログラムが書き換えられてしまいました。
84,240円も投資したプログラムが初期化されてしましましたが、一応購入先のショップでは再度書き直しをしてくれるとの事。
事前確認の上でECUを送ったのですが、何とその後、証明書が無いと書き換えが出来ないだの、送料を振り込めだのと要求が有り、帰国したら直ぐに取り付けようと考えていた予定が狂い、一週間以上車が動かせなくなりました。
事前に言って貰えば当然同封して発送しますし送料も振り込みます。帰国後直ぐに車を動かす必要が有るので、取り急ぎ書き換えして送り返してもらいたいと海外からメールでお願いしましたが、一切取り合ってもらえませんでした。
ECU本体を人質に取られている状態でありショップの言い分に従うしか無く、憤懣やる方ない状況でしたがやり取りするだけで不愉快なので、その後一切の連絡をせず、帰国後送料を振り込み、書類を送付しました。
こういう方と関わると不快な思いが募るだけなので、出来る限り接触しない事が賢明です。
このショップには二度とお世話になりたくないので、次回同様のメーカーリコールが有っても応じる事は無いでしょう。
再取付まで時間が空いてしまったので、戻す方法がうろ覚えになってしまい思いのほか苦労しました。
最も苦戦したのはECUを固定しているブラケットを固定するボルトの復旧。
前回の脱着の際にはすんなりと済んだ作業が上手くいかず、何度やってもボルトがねじ山に入って行きません。
観念してバッテリー本体を撤去。バッテリーさえ外せばいとも簡単にボルト設置完了。
このバッテリーが意外に重く引き抜きに苦労しました。
ロードスターはバッテリーを熱から保護するために保護ケースが装着されている事を初めて知りましたが、このエンジンルームにおけるバッテリー配置ではあまり意味が無いでしょう。
前回は30分程で復旧しましたが、ボルト設置で手こずったため1時間を要しました。
取り外す際の外気温は38度、復旧時は32度であり、ひたすらエンジンルームに汗が落ちないようにタオルを首に巻いての作業となりましたが、夏場は何をやるにも向いていませんね。
ついで作業としてエンジンルーム内をクリーニング。まだ1万km弱なので新車の如く綺麗になりました。
今回予期せぬリコールが発生してから、ECUの書き換えに関して改めて考えてみましたが、ショップの対応を抜きにしても慎重に検討する必要が有ります。
[今回のリコールの内容は以下の通り]
減速エネルギー回生システム(i-ELOOP)において、DC-DCコンバータの制御プログラムが不適切なため、電気回路故障の際にi-ELOOP警告灯点灯およびi-stop警告灯が点滅するとともに、通電停止のためのバイパスモードが作動しますが、プッシュボタンスタートを押して電源をOFFにした際にバイパスモードが解除されることがあります。そのため、使用を続けるとDC-DCコンバータ内部の電気回路がショートし、充電不良ととなってバッテリーが上がり、エンジンが停止するおそれや、最悪の場合火災に至るおそれがあります。(原文のまま)
上記理由によりプログラムがメーカーの手によって書き換えられましたが、メーカーのプログラムに第三者がデータを書き換え、何らかの不具合が生じた場合は全て自己責任。
走行中の突然の停止や火災等のリスクが100%無いとは断言出来ません。
ECU書き換えにおけるアクセルレスポンス、全域での加速感の向上は体感出来るものの、費用対効果やリスクを考えれば答えは明らかでしょう。
台風21号における関西での被害状況を見るにつれ、もしこれが関東を襲っていたらと思うとぞっとします。
温暖化により、今まで経験もしたことが無い様な大型台風が頻繁にやってくるでしょうから、この国から逃げられない以上その時に備えるしか有りません。
この台風21号による関東への影響は軽微だったものの、一時非常に強い風が吹き荒れました。
外出していた子供達を迎えに行き、自宅へ戻る途中で樹木の枝が落下し、ジムニーの屋根を直撃したと家内から報告を受けました。
思わず飛び上がったという程の衝撃音だったらしく、間違いなく屋根が凹んでしまったと謝られました。
屋根は直接見えず、多少凹んでも穴さえ開いていなければ支障はないと、脚立に登って屋根を調べても何処にも凹みは存在しません。
唯一の痕跡としては、屋根の中央に何かで擦った様な跡が有ったので、恐らくこの傷が枝が当たった跡なのでしょう。
改めて屋根を検証してみると、軽自動車なのに1tを超えるジムニーの装甲はやはり厚く、人がそのまま屋根に上がっても凹まない程度の強度有り。
これが今時の600kg台の軽自動車なら完全に陥没している事でしょう。
取り合えず傷が消えるかどうか分かりませんが、コーティングのメンテナンスキットで磨いてみる事にしました。
あら不思議、傷が綺麗に無くなりました。
ついでだったので屋根全体をメンテナンスキットで磨いてみると、久々に屋根がピカピカに蘇りました。こんな事でも無いと屋根を磨く機会もありませんからね。
思い返してみると、私が大雪の中を子供の送迎で走っていた際も、樹木に積もった雪の塊が屋根を直撃して、その音と振動で飛び上がった事がありましたが、その際も屋根は無事。
やはりジムニーは強いですね。
単にシートがエコノミーより若干広いだけだと考えていましたが、こちらも期待以上の差が有りました。
写真を撮り忘れたので引用させていただきますが、前後も左右もエコノミーより一回り広く十分な空間が保たれており、大変快適に過ごす事が出来ます。
ビジネスと同様に大型モニターでヘッドホンも高音質。スリッパ、耳栓、アイマスクなどもビジネスと同一。シートのみの違いといったところですね。
今回のJALのプレミアムシートはこちらと同様でした。赤いシートで左右の目線を遮るパネルが備わります。
ビジネスの様にフルフラットにはなりませんがシートは前方にスライドし、かなりリクライニングします。レッグアームも備わるので、それなりに楽な姿勢で眠ることが出来ます。
何より後方にシートが倒れないので、気兼ねなくリクライニング出来る事は良いですね。
食事はエコノミーと同一だと思っていましたが、メニューが配られたので違う事が分かりました。
内容はビジネス程豪華では有りませんが申し分ない内容。所謂ビーフorフィッシュでは有りません。
ビジネスの様に陶器やグラス利用ではありませんが十分過ぎる内容です。
メインディッシュは有名シェフが監修した料理の様でしたが非常に美味でした。この後アイスクリームなども支給されお腹一杯。
たかが機内食ですが、やはり少しでも美味しい物をいただいた方が幸せな気分になれますね。
プレミアムエコノミーとエコノミーの価格差は概ね2倍だと言われますが、相応の価値は有り。パッケージツアーを探すと昨今はプレミアムエコノミーやビジネスクラスでも安いツアーが存在しますから、来年も安いツアーを狙って何処かの国を訪ねたいと思います。
飛行時間も短ければ時差も1時間しか無いシドニーであれば、ビジネス利用は勿体ないと考えましたがエコノミーでは少々きつい。
そこでふと頭に浮かんだプレミアムエコノミーを今回選択しましたが、結果から申し上げますとプレミアムエコノミーは”あり”だと思います。
最も気になる料金ですが、旅行会社から提示された差額は、プレミアムエコノミーとビジネスではひと席当たり¥104,000。家族4人だと差額は\416,000と大幅な予算超過となりビジネスは即座に却下。
プレミアムでも予算超過だったのですが、一度利用してみたいという好奇心も手伝ってどうにか費用を捻出した次第です。
まずはプレミアムエコノミーの特典内容を考えてみたいと思いますが、最も大きな得点はプレミアムでもラウンジが利用出来るという事ですね。
成田のさくらラウンジは今回初めての利用でしたが、期待を裏切らないところが流石JALですね。
成田のANAラウンジを利用したことが無いので比較は出来ないのですが、空間やデザインの演出が非常に上手ですね。
1階がラウンジ、2階がビュッフェという2階層になっており非常に寛げます。
何と生ビールサーバーまであり搭乗前に2杯もいただいてしまいました。
料理も選択肢が多く味も申し分無し。機内食が直ぐに出る事が判っていながら特にカレーが美味しかったですね。
ただ、JALであったも帰路は他社のラウンジを共用利用になるため、羽田や成田よりも格段に質が落ちます。それでも搭乗までの時間をゆったり過ごす事が出来るラウンジ利用は非常に有難いですね。
その他の特典としては荷物の扱いが一応プライオリティタグが付けられ、バジェットクレイムにて早めに荷物が出てきます。
ただ、それだけで荷物の持ち込み量や重量はエコノミーと同一。
我が家で最も大きなスーツケースがいつも重量オーバーになるのですが、今回も往路が1.5kg超過(これはおまけしてもらえました)、帰路は3kg超過で荷物を全て開けて積み替える事態になりました。最大重量が優遇されているビジネスはこの点楽ですね。
もう一点、ビジネスは搭乗時に優先して案内されるという特典も有りますが、これはプレミアムには不適用。エコノミーと同様にきちんと並んで搭乗となりますが、この程度の事はどうでも良いですね。
個人の趣味として購入した車のカタログは全て保管しているので、新旧ジムニーのカタログを比較してみました。
新型ジムニーの車両とアクセサリーカタログ。軽自動車とは思えない随分と立派な体裁。
対して旧型ジムニーの車両とアクセサリーカタログ。同じ写真が使い回しされている所に売る気の無さが感じ取れます。
左が旧型、右が新型。
この差に驚きますが新型34ページに対しに旧型は3分の1以下の10ページ。
見開きページも新型は良く出来ています。
旧型の見開きは昭和感満載のコピーですね。
旧型はどのページを見ても昭和感が漂います。
MT設定が有るジムニーしか購入の選択肢が無かったとは言え、今考えてもよく実車も見ずに良くこの車を買ったものだと感心します。
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