オーストラリアの初日
シドニーには定刻通り到着したのですが、滑走路が混みあっており着陸出来ずに、30分程空中旋回。こんな事ってあるのですね。
ホテルには8時に到着しましたが、荷物を預けて市内見学に臨もうにも時間が早過ぎることと、生憎の天気が不安を増幅します(何より寒い)。
更に睡魔も襲ってきており、出来ればお決まりの15時チェックインではなく速やかに部屋にご案内いただきたいと願っていた所、ホテルの計らいで1室を直ぐに提供してくれました。
手厚くお礼を述べそのまま部屋へ直行し、午前中全員で爆睡となりました。
NYではがっかりだったグランドハイアットでしたが、今回のホテルはフォーシーズンズ ホテル シドニー。
それほど他のホテルと価格は変わらず、絢爛豪華という雰囲気でもなかったのですが、ホテルの対応は良かったですね。
フロントは超一流と言った感の細身スーツの俳優の様な若者で、その左手には100万程するロレックスが輝いていました。流石一流ホテル。
シドニーはサンフランシスコに次ぐ坂の多い都市との事で、確かに至る所、非常に高低差が有りましたが、その高低差を上手く利用して街が構成されています。
フォーシーズンズはオペラハウスからもほど近く非常に便利な場所に立地しており、直ぐ近くにロックスというエリアも有り、古い町並みに飲食店などが多数入っています。
狭いエリアですが何処をどう切り取っても絵になる場所が続きます。
オーストラリアは地震も台風も無いので、築100年を優に超える建造物が至る所に残っています。
どうもイメージしていたオーストラリアではなく、昔歩いた英国の街並みに似ていると思ったら、もともと英国領だったのですね。
1606年にオランダ人探検家が大陸を発見し、1770年に英国が大陸の東半分を領有主張し、1828年に全土が英国の植民地となっていたとの事。
英国をそのまま広い土地に展開したらこうなりましたと言った感じです。
街を行きかう人々は総じて所得が高い様に見受けられます。当然そんな国なので治安も良く、昼夜を問わず安心して歩けます。
我々アジア系民族が海外旅行で感じる人種差別は、移民国家であり200年の歴史が有るオーストラリアでは、滞在期間中ほとんど感じませんでした。
ただ、現地の人曰く基本は白人社会であり、根底に人種差別は存在するとのこと。
そもそもオーストラリアは英国の罪人を流刑にするために設定した場所であり、先住民のアボリジニを迫害して英国人が乗っ取った国なので、生粋のオーストラリア人は存在しません。移民で定住し始めた人々の子供たちがこの国の国民であるため、何々系のオーストラリア人と言った方が正しいのかもしれません。
到着初日は早朝の土砂降りから始まりましたが、昼からは雨も止み曇天。
ロンドンは毎日この様な天気でしたが、シドニーの曇天もまた風情が有って良いのですが、想像以上に寒く初日に衣類を買いに行く羽目になりました。
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