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2018年10月10日 (水)

シドニーオペラハウス

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建築を生業としている私にとって、今回の旅行の最たる目的はシドニーオペラハウス。

遥々その姿を見に来た甲斐が有りました。

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対岸から最初にオペラハウスを見た感想は「黄ばんでいる」。

オペラハウスは純白だとばかり思っていたので、何だか黄色くない?と思わず口から出てしまうほど最初は違和感有り。

当初からこの色なのか、経年変化で変色してきたのか分かりませんが、観光客はイメージしていたオペラハウスと若干の乖離がある筈。

しかし、毎日見ていると純白よりもむしろこの黄ばみ?が景観に合っていると気付きます。

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オペラハウスから眺めるハーバーブリッジも最高に綺麗。毎日こんな風景の場所を歩いていたら誰しも帰りたくなくなります。

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オペラハウスは見る角度によって全く表情が異なって見えます。

1973年竣工ですから45年も昔にこの難解な建築物を建設した訳です。

当時はコンピューターも無く全て手作業で構造計算も行ったのですから、計画も工事も長期に渡り難航した事が理解出来ます。

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オペラハウズ館内案内スタート。

外側のシェル式構造体と内部構造は別物であり、完全に縁が切れているとのこと。

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扇が伸びるように躯体コンクリートが広がり、美しい打ちっぱなし仕上げになっていますが、地震が無いオーストラリアだからこそ成立する造形を優先した強度ですね。

日本の様に震度6強で揺らそうものなら、支柱が折れてそれこそシェルが閉じてしまうでしょう。

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この2重構造も実に美しく構成されています。

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オペラハウスが建造されるまでの歴史をモニターで一同立ち見。日本語なのでよく理解出来ました。

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オペラシティの突端は海に突き出している様な景色が広がります。

ガラスが反射せず綺麗に景色が見えるように、ガラスは下向きに傾斜しガラスのジョイントはシールのみで支える金物などは一切無し。

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この美しい建造物、一日見ていても飽きません。

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日本語ガイドツアーは1時間ほどで終了したので、そのまま喫茶コーナーでコーヒータイム。

ガイドさんに尋ねると一日7、8回も案内する日が有るそうで、デジャビュの様に時折何を喋っているのか感覚がおかしくなると言っておられましたが、それだけ観光客が必ず選択するオプショナルという事なのでしょう。

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この場を離れたくなく、ゆったりお茶をしながら夕暮れ迄オペラハウスに滞留。

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訪れて初めて知ったのですが、オペラハウスは左右が対になっている2重構造。

2重構造だから見る角度によって変化が大きくなる訳ですね。

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45年も前に良くこれだけの曲線を計算し、実現させたものだと感心します。

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そして最も興味を抱いていたのが、このシェルの外壁はパネルなのかタイルなのかという点。

何と正解はタイルでしたが、この様に2種類のタイルがひし形に組まれ、建物の頂点まで美しい放物線を描く様に張られていました。どうしたらこれほどまで上手に計算通り張れるのだろう。

驚愕するばかりのオペラハウスでした。

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