
MAROON5 RED PILL BLUES TOURに行ってきました。
VIP席からアリーナまで抽選申し込みを行いましたが結局当たったのはS席。S席でも待望のMAROON5のライブには変わりないと気を取り直して、この日を首を長くして待っていました。

東京ドームでのライブはローリングストーンズ以来ですが、会場周辺は人々で溢れかえり、GOODS売り場には並ぶ気を喪失されるほどの長蛇の列。
定刻には始まらないからとのんびりしていたら入場の列が次第に長くなり、今から並んでも定刻に入場できないかもしれないという無情なアナウンス。
慌てて列に並びましたが結局開演19時の10分前には入場出来ました。

そして不安だった座席はS席なのに2階一塁側29列の44番。
最後尾から数えた方が良い程、ステージから最も距離ある座席であり暫し一同落胆。しかしながらステージの正面だった事が救いで、実際に始まってしまえば熱狂でステージからの距離などどうでも良い状態でした。
ライブは定刻19時ジャストに始まったので、MAROON5は何て几帳面なアーティストなのかと感心したのも束の間、期待は裏切られ前座のDJが30分腕前を披露。
19時半いよいよ登場かと思いきや何やら照明のセッティング等が続き、更に10分以上が経過し睡魔が襲ってきた頃合いに漸く始まりました。

開始早々オーロラビジョンの大画面に流れた映像は何処かで見た映画のワンシーン。
あれ?これはバックトゥザフューチャーを真似て作った映像かと思ったら、バックトゥザフューチャーそのものでありマイケルJフォックスも登場。開始早々楽しませてくれました。

ライブは兎に角最高でした。
凝ったセットは一切有りませんでしたが映像が美しくセンスがある。
MAROON5の場合、歌が素晴らしいので正直映像などどうでも良いのですが、やはり映像には魅せられてしまいますね。




あのトーンの高い歌声はライブでも実際に発せられるのか疑いを持っていましたが、正しくそのままでした。
精一杯発声されている歌声は聴く者を魅了し、同じ男性でも非常にセクシーだと感じました。
何れの曲も知っているものばかりでバラードもラブソングも全く飽きる事無く、あっと言う間に演奏が終了。
MAROON5の曲は何れも短いのですが、MCも入れずに間を開けずに曲を繋げて行くので、本当に一瞬で夢の時が終わってしまった感覚でした。

興奮冷めやらぬ状況でアンコールを待つ会場内。
スマホのライトが一斉に輝きますが、これは一体誰が発案して始まった事なのでしょうか。実に奇麗です。

アンコールは3曲をしっかり歌ってくれました。
アコースティックギターで奏でられた2曲の後はSUGARで最高潮に盛り上がって終了。
念願のSUGARがライブで聞くことができ鳥肌ものでした。
BRUNO MARSも最高でしたが、MAROON5も甲乙つけがたい程に最高。
歌唱力が素晴らしいだけではなく、ギターもドラムもキーボードも全て一流であり、演奏がJAZZセッションの様に楽譜の無い曲を全員で楽しんでいる様に感じました。
精一杯歌ってくれ、ユーモアも有りファンサービスも旺盛。本当に素晴らしいバンドであり、家族一同益々ファンになってしまいました。
素晴らしいライブを有難う!次回も必ず行きます。