書籍・雑誌

2013年11月15日 (金)

過去の本屋大賞本 ららら科学の子

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ブックオフオンライにて過去の本屋大賞を紹介してたので、纏めて購入してみました。

小説は読まない事にしているのですが、外出時に手にとってしまったので、そのまま読破。

不思議な設定と妙な作風でついつい読んでしまったのですが、たまには小説も良いのかもしれませんね。読んだ後に何も残りませんが。

小説を久々に読んで感じたのは、TVゲームの感覚に近いかと。時間を投じて最後まで読破(ゲームクリア)しても、達成感ばかりで何も残らない虚しさが漂います。

2013年10月 2日 (水)

弾糾の人

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私が尊敬してやまない山崎豊子さんがお亡くなりになりましたが誠に残念です。

沈まぬ太陽を読み、取材や情報収集に一体どれだけの労力と時間を要したのかと驚愕し、山崎さんの大ファンになりました。

すっかり取りつかれてしまった私は白い巨塔、華麗なる一族、不毛地帯を立て続けに読みました。どれも鋭いタッチで、その業界の裏をある一定の事実に則して如実に描いており、とても小説とは思えない迫力に打ちのめされました。

「取材したうち小説に使うのは1割」と語るほど資料収集に力を注がれていた様です。

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小説は極力読まない様にしていますが、山崎豊子さんは別格と言うより小説では有りませんので、読み終えても大切に保管しています。時が来たら是非また読んでみたい。

ご冥福をお祈り申し上げます。

2013年7月31日 (水)

海賊とよばれた男

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海賊とよばれた男 上下巻が届きました。本屋大賞に選ばれる前から、雑誌の紹介で読み興味を持っていた書籍だったのですが未だ読んでおりませんでした。

あまりに面白く、気が付けば朝刊配達のバイクが走る4時という徹夜同然の日も含め、1週間で読み終えました。

焦土と化した戦後日本が如何様にして復興を遂げるのか、出光興産創業者、出光佐三の人生、行き方を描いたノンフィクションですが、本当にこれが現実なのかと驚愕します。

社会のため国のため、強国や世界を牛耳るメジャーであろうとも毅然と戦う反骨精神。そしてその店主に惚れ込み、自分の命を擲つ覚悟で働く店員達。

私財の全てを投じて店主を支えた日田重太郎氏の話等は、感動を超えて涙が出ます。

出光佐三氏が存在しなければ、現在の日本の姿は大きく変わっていたと思います。

我が国が戦後間もなく、「東洋の奇跡」とまで呼ばれた復興を遂げる事が出来たのは、戦争に敗れても”日本民族”としての誇りを忘れなかった人々の血の滲む様な努力の賜物である事は間違いありません。

義務教育の一環として、これら日本の礎を築いた人々の努力を教えて行くべきではないでしょうか。子供から大人まで、全ての日本人が読まなければならない本だと思います。

2013年3月 3日 (日)

ランス・アームストロング

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自転車乗りならずともランス・アームストロングの名は誰もが知っています。

母は17歳でランスを生み数々の障害から、、正しく二人三脚で世界の頂点す事になった矢先に癌を患い、再起不能とまで噂された彼が、不屈の精神で病を見事克服し復帰後、ツール・ド・フランスで7度の優勝を挙げました。

ランス・アームストロングをヒーローとしていた人、病を患い彼の様に不屈の精神で闘った人々も数え切れないと思います。私もそんな一人であり、彼を尊敬していました。

しかし、その栄光が全てが禁止薬物使用の成果であったとは。

陽性反応が出ず確証も掴めていない訳ですから、ドーピングの判定は白であったのに、何故今になって告白したのでしょうか。すでに2件の訴訟を起こされているランス・アームストロング氏が、更に2件の訴訟に直面する事にもなった様です。Dpp_3394

ツール・ド・フランス等の賞金、1200万ドル(約11億2000万円)の返還請求で訴えられているほか、9000万ドル(約84億2000万円)以上の賠償金の支払いを命じられる可能性も待っており、栄光も富も全て水泡に帰してしまう。

既に1998年8月以降の全記録の剥奪と、自転車競技からの永久追放処分を受けており、私も含めヒーローに裏切られた者は困惑するどころか、嘆き悲しむばかりです。

2013年2月28日 (木)

日本の論点

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2008年から2011年まで4冊を保有していますが、恥ずかしながらいずれも読破出来ておりません。

リビングにおいている08年度版が漸く半分読み終わった状態で頓挫。大変面白いので、乗って来ると一気に進むのですが、ついつい他の本に手を伸ばしてしまい、いつまでたっても進まないと言う状況に。

先日も08年度版を再び読み始めましたが、奇しくも安倍首相が政権を放り出して逃げだした年の論評で有り、政治はいずれも安倍叩きに終始していますが、まさか僅か5年で復活するとはどの論客も考えていません。

日本の論点は旬を読まなければなりませんが、今回の様に過去を振り返る時にも大変貴重な史料である事が分かりました。読み終っても大切に保管しようと思います。

2012年11月17日 (土)

通販

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日本直販が会社更生法を申請した事は日経新聞で読みましたが、実は20年も前から債務超過に陥ってとも報じられています。

TV通販は、これも付けて何と3880円!などとやっていますが、今時TV通販を見て電話して購入するのはお爺ちゃん、お婆ちゃんが過半であり、果たして収支が有うのかと常々考えていました。

インターネットの普及により年々収支が悪化していた様ですが、経営判断の誤りであり、企業に余力が残っているうちに業態を変えるべきだった訳です。しかし経営者はまだ行けると、問題を先送りしてしまう。

私が勤める企業も大企業病の典型の様な会社であり、都合の悪い話は全てフィルターがかけられ、会長、社長の耳には一切入りません。私はいつでも脱出出来る様に準備していますから、いつ会社が大きく傾いても慌てませんが。それにしても愚かですね。

さて通販と言えば、久々にブックオフに登録していた在庫リストが揃って来たので注文しました。まずは巨額買収で時の人となっている方の書でも読んでみようかと思います。

2012年8月 9日 (木)

社長の金言

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まとめ撮りにて、休日にカンブリア宮殿とガイアの夜明けを欠かさず見ています。テレビ東京はローカル局ながら実に番組が面白い。

先日はジェフベゾスが出演している事に驚きました。この番組は如何様にして、日本の、世界の経営者に出演を募るのでしょうか。

これまで出演された日本を代表する経営者の方々の金言が、それぞれ4ページほどですが手短に抜粋されています。

私がお会いしてお仕事を頂戴した方が、この中にお二人いらっしゃいます。

雲の上の人とお近づきになれ、貴重なお話をお聞き出来る私の仕事は実に幸せだと思います。成功者に共通する事は、苦労を苦労と思わないバイタリティと明るさ、ユーモアだと感じます。

皆様、大変気さくで誰に対しても奢り高ぶらない。尊敬すべき人々に、少しでも近づきたいものですね。

2012年7月 7日 (土)

国防の真実 こんなに強い自衛隊

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オスプレイの実戦配備にて揺れる国防総省。危険だ反対だと否定せずに、その事故率や墜落原因を検証し、お互い冷静に話し合うべきではないでしょうか。

ちょうどタイムリーだったので、ツンドクされていた本を一読してみました。

憲法によりこれまで軍隊を持たないとしてきた日本。苦しい”自衛隊”という表現悲しく、明らかに軍隊なのですが、近隣諸国と軋轢を増して来た中国、世襲3代目となった北朝鮮、盗人猛々しく慰安婦問題を論う韓国などの関係を踏まえ、そろそろ軍隊としてパワーバランスを見直す時ではないでしょうか。

第二次大戦に石油の輸入停止によって開戦せざるを得なかった日本の様に、経済成長に寄って歯止めが利かなくなった中国は水や新天地を求めて、近隣諸国に食指を伸ばし始めています。政治に対する不満を回避させるため、国民の関心を外部に向かわせなければならないという事情も有るのでしょう。

日本は戦争放棄しているのだから丸腰で戦いませんと言った所で、はいそうですかと中国やロシアは退却しません。実戦慣れしていない日本は、踏み込まれれば瞬く間に壊滅するのではないでしょうか。たかだか原発対応で、逃げ出した自衛隊員があれだけいた訳ですから、実弾が飛び交う戦場に踏みとどまる者など存在しない。

この書を読む限り、日本の備える兵器は金に物を言わせた最新兵器揃いではありますが、道具を生かすも殺すも使う者次第。武器を放り出して逃げてしまっては、何の役にも立ちません。日本も徴兵制を採用すべきだと私は考えます。

2012年6月 1日 (金)

刑務所なう。

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刑務所なう。堀江 貴文

ホリエモンの獄中日記195日と題された、昔懐かしいコロコロコミックを彷彿させる様な造りの本ですが、何事も楽しみビジネスにしてしまう堀江氏のバイタリティを知りたく、読んでみました。

日々の刑務所生活を綴った記録ですが、タイムラグは否めないながらも、側近に支えながら、獄中の身でありながらインターネットを通じて情報発信が出来る事を体現する、堀江氏に脱帽です。

著名人という事で、一般の投獄者よりは身の保全は保たれている様ですが、それにしても普通の神経なら、獄中をこれだけ謳歌出来るものでしょうか。

堀江さん何気に獄中生活を楽しんでいますね。と言われて、じゃあお前が入れよ!とブチ切れた様は想像に容易いのですが、堀江氏は良い意味で純粋に”子供”なのですね。何事にも興味を持って、一生懸命それを探求してみる。なかなか拗ねてしまった我々には真似が出来る芸当ではありません。

時事ネタや刑務所図書館と称した書評は、実に興味深くい。ITでも政治でも実に核心を突いている物の捉え方は、大いに参考になりました。紙面をそのまま捉えてはいけませんね。評価の高かった書籍も、早速10冊ほど購入してみました。

それにしても、これだけの頭ち行動力がある堀江氏を、2年半も獄中に留めておいて良いのだろうか。早く勤めを終え娑婆に復帰するなり、大きなインパクトを日本経済に与えていただきたい。宇宙ビジネスにひた走ってしまうであろう事が目に見えていますが。

2012年5月30日 (水)

BOOK OFF 通販の問題点

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気になる本の情報を得ると、皆さんどうされていますか?

私はi-phoneに”購入本”というフォルダを作成しており、そこに興味を持った本を書き連ねて行きます。10冊程溜まったら、ブックオフの通販若しくはアマゾンで入手します。

書店も覗いてみたいのですが大型書店は最寄りに無く、また行ったら行ったで多大な時間を浪費してしまうので、ついつい通販に。

特殊な高額本はブックオフで半額以下で発見出来たりもします。反面、販売価格がさして変わらなければアマゾンにて購入。

出先でブックオフの看板を見つけると、つい入ってしまいますが、古本であるために目的の本が見つかる事は稀であり、ぶらっと見て気になった表題をパラパラ眺めて数冊購入して来ます。所要時間はいつも30分以内と決めて入店するのですが、ついつい長居をしてしまいます。

ブックオフの通販は1500円以上で送料無料ですが、店頭で105円で購入出来る本が実は150円設定になっているなど、しっかり通販価格に改定されており、送料および手数料は回収出来る仕組みになっています。

これまで多大にブックオフの通販を利用していますが、誠に便利ですね。探している表題を入力するだけで在庫の確認が出来る。便利な時代になったもので、私の知人もブックオフの大人買いで浅田次郎全巻購入などを実践しているそうです。

中古本にしては発送も早く、届いた本も比較的綺麗なので申し分ないのですが、忘れた頃に問題が生じます。まあ数十回利用して僅か2回ですから本当に稀なのです。

一回目は「日本の敗因」にて紙面を確認すると、びっしりとボールペンの赤で線が引かれていた事。多少書き込みが有る事は中古本という事を承知で購入しているので、目を瞑っているのですが、余りにその書き込みが多く、買い取り時点ではねるべき物が何故ノーチェックで流通してしまう訳?とクレームで引き取って貰いました。

そして今回も、定価と大差無い書籍を購入。合計10冊で4500円。

その中の2冊であった「学問のすすめ」と「風姿花伝」の紙面が真っ黄色に変色。

周囲が汚れたり黄ばんだりしている書籍は、売り場の機械でカットして販売している事は存じ上げていますが、そもそもカットした書籍の傷み具合が相当に酷かったらしく、カットした後でも紙がしっかり黄ばんでいる状況。これも当然買い取りにてはねる筈の書籍。

こちらもクレームにて程度の良い物に交換して貰いました。即日で代替え品が届いたので、そもそも何でこんな物を送ってくるのか疑問に思いますが、対応の良さに素直に忘れてしまう私なのでした。

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