保険会社を間に入れて示談中でしたので掲載していませんでしたが、GWにロードバイクで事故に遭いました。
時折通過しているアンダーパスでの事故でしたが、私が坂を下っていたところ左手から進入してきたロードバイクがあり、通過したと思ったら更に後続車が私の進路を塞ぐ状況となり、相手の側面に対して私が衝突。
相手はアルミ+カーボン車でありペダルのみの破損でしたが、私のクロモリは見事に折れました。
ブレーキは掛けたので衝突時は20km/hも出ていなかったと思いますが、正面からの衝撃に対してクロモリフレームは弱い様です。
ダウンチューブとトップチューブ共に逝ってしまっています。見事にご臨終。
正面を塞がれる形になったので相手は横倒しとなり、私は正面へ覆いかぶさるように倒れました。
自身でパーツを買い集めて組んだバイクですが、このクロモリフレームは確か30万程。価格もさることながら希少なコルナゴのクロモリが無残にゴミとなってしまったことが悔やまれます。
私がこの坂から下ってきて、相手がこの車線合流時に衝突。
橋脚が完全に壁になっており視覚上は左側からの状況が一切見えない状況での、出合頭の事故という事になります。
以前よりこの場所は危険だとは思っていましたが、まさか自分が事故に遭うとは。
お互い打撲や擦り傷は負ったのですが幸い大事には至らず。
バイクの損傷状況は私が全損、相手がペダルのみで2万円強とのこと。
そして相手二人に対して私は単独。
経験上、事故は停止車両に衝突した時以外過失割合が完全にゼロになる事は無いので、バイクは損傷したもののお互い怪我も無く良かったとお伝えしましたが、事故当時者ではない方が私が十分に速度を落とさずに直進してきたので私が悪いと主張。
第三者を挟まずに事故現場で互いの考えを主張しても意味が無いので、面倒でしたが警察を呼んでいただき事故証明を取得しました。
ロードバイクも当たり所により、被害状況に雲泥の差が出ることを身をもって知りました。
相手の右側のペダルに私の前輪が直角で衝突。BBはクランクが貫通しておりフレームの3点で結ばれており、前後や横応力に対して最も強い。
対して直進からの入力には非常に弱いので、クロモリは無残に折れ曲がったのでしょう。柔軟性が有るカーボンであれば状況は違ったかもしれません。
結果的に保険を使用する事になりましたが、今回の事故状況を保険会社が分析したところ、過失割合は直進が2割、進路を塞ぐ形になった相手が8となりました。
私が相手方に一方的に非難された状況は明確に覆された訳ですが、保険会社の話では相手方は自身の過失割合が過大で、私のバイクの損害費用を負担しなければならないと分かった途端連絡が取れなくなったとの事。
事故当時、先方は保険に入っていると言っていましたが、保険会社の確認では未加入だったとの事。
結局相手には逃げられてしまい、私個人が加入している保険から幾ばくかのお見舞金をいただいて終了。
結果的に被害額は数十万になってしまいましたが、自転車も必ず保険に加入しておきましょう。