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2018年8月 3日 (金)

Coleman 2000-043C North Star

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Coleman 2000-043C North Star

こちらも倉庫で長らく眠っていた物を発掘しました。

ノーススターという非常に素敵なネーミングのガソリンランタン、made in Germany。

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こちらは標準なのかオプションなのか覚えていませんが専用ケース入り。

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取り出してみると非常に大きなランタン。ガソリンを入れてポンピングするガソリンストーブと同じ構造。

実はまだ試験的に一度しか使用した事が無く、マントルは割れずにそのまま残っていました。

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一度の試験点火で5分ほどしか点灯させていないのに、上部の笠は非常に汚れています。

燃やした熱がこの笠を熱するので仕方が無いのでしょう。

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ガソリン可!と言わんばかりにタンク蓋にマークが記載されています。非常時はホワイトガソリンではなく一般のレギュラーガソリンも使用出来ます。

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その他にもガソリンストーブの予備ジェネレーターやポンピングの補助用品が見つかりました。

このランタンもストーブ同様に一度は処分してしまおうと運び出したのですが、非常時用として再び保管と相成りました。

このランタン、電池式のランタンとは異なり非常に明るく暖かな光が周囲に広がります。ただ、燃焼機器なので屋内では利用出来ず、ガスが出るシューという音を発する事がデメリットですが、やはり古くから愛されている物は良いですね。

涼しくなったら一連の道具を使って、久々にBBQを企画しようと思います。

2018年8月 1日 (水)

Coleman 413H Limited Model

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Coleman 413H Limited Model

10年以上前に購入したと思わるのですが倉庫の整理をしていた所発見されました。

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しっかりした専用ケースに入っており、ほぼ新品同様。いつ最後に仕舞ったのかも思い出せない程、このままの状態で倉庫に格納。

結構なサイズゆえ邪魔であり、実際10年以上使用していなかったのでオークションで売却しようかと引っ張り出しました。

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25年程前、最初に購入したのはグリーン色のコールマン定番のガソリンストーブでしたが、このリミテッドエディションを一目見て買い替えました。

ただ、買い替えた頃には子供達もかなり成長しておりバーベキューの頻度も低下傾向。

折角のリミテッドが数回使用しただけでお蔵入りとなっていました。

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開けてみるとガソリンタンクには、ほぼ満タン状態のホワイトガソリンが残っていました。

10年以上放置していたガソリンなので揮発して使えないと思われましたが、一応ポンピングして点火試験を実施。

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何と10年前のホワイトガソリンが見事着火。

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このタンク、予想以上に密閉性が良い様です。

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面倒だったのでしょう、前回の使用時に奇麗に清掃していなかったため汚れが付着。今更ながらに汚れ落としを試みましたが除去不可でした。

一度は売却してしまおうかと思ったガソリンストーブですが、ガソリンさえあれば非常時にこれほど活躍する機器も無いので、このまま保管する事にしました。

非常食と同様にこれらの機器も定期的に保守点検しておく事が欠かせませんね。

2018年7月19日 (木)

ブロック塀の怖さ

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今回の大阪の地震ではブロック塀が倒れ、幼い命が失われました。

朝、いつも通り自宅を出て間もなく校門だという所で、まさかプール脇の塀の下敷きになるなど誰も想像出来ず、その状況を考えると胸が痛くなります。

建築に携わる身としては、一言でブロック塀は危険としか言えず、鉄筋を入れようが支えを取ろうが、積み上げたブロック塀は大地震で必ず倒れます。

実際にブロック塀を立て、配筋を入れたり、モルタルを詰めたりする状況を眼前で見ていても”倒れるだろうな”と常に思っていました。構造上無理なのです。

ブロック塀はせいぜい1mまでにして、上部遮蔽はアルミパネル等で倒れても被害を最小限にするしか有りません。現行の建築基準法では厚さ10cm以上のブロックで、2mまでの高さに制限されていますが、2mの軽量ブロックであろうと下敷きになったら生死のほどはわからず、非常に危険ですね。

そもそもブロックの基礎はフーチン状になっておらず、ただ土間を突き固めた上にモルタルを敷いているだけのなんちゃって基礎なので、配筋がしっかり組まれていれば猶更、バタンとそのまま倒れます。

ブロック塀も大谷石の塀も兎に角危険なので、出来る限り近寄らないようにしましょう。

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時折通る道で最も危険なのがこのブロック。12段積まれているので高さは2.4m超過ですが、既に割れてたわみ、道路にはらんできています。

出来る限りこの道は通りたくないのですが、近道なのでついつい通ってしまいますが、このブロック塀から最大限離れて通っています。

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ここは都心の一等地なのですが、お風呂屋さんが廃業したまま放置されており異様な雰囲気です。

この塔屋も僅かな鉄骨で支えられているだけなので、震度6弱であれば間違いなく倒れるでしょう。近隣からは相当苦情が入っているものと思われますが、行政が何もせず放置する状況が俄かに信じられません。

こちらは廃屋ですが、一般住居も空き家率は既に15%とも言われており今後益々増加して行きます。不動産はすっかり負動産となっており、仕事柄怒られそうですが持たない方が賢明だと個人的に思っています。

話が逸れましたが、日々通る道や避難経路に危険な塀や家屋が無いか事前に検証しておく事も、重要な防災だと思います。

2018年7月13日 (金)

防犯対策

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ボクシングや極真空手をやっていたので、今でも腕に多少の自身は有るのですが、相手は素手である筈もなく一人である事も稀でしょう。

私の枕元にはこれらの防犯対策品を置いて寝ています。

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地震などの夜間の震災時にも懐中電灯は必須。極端ですがレーザーレーサーの最大サイズと最小サイズを揃えています。

大型の方はこれだけで武器になりますが、非常に重い上にグリップが滑りやすいので振り回したら飛んで行きそうなので、防犯としての使い勝手は今一つ。

小型の方は電池ではなくUSB充電の専用バッテリーなので、意外な事にポケットに入るサイズのこちらの方が明るい。大型を購入した意味は無かったですね。

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こちらは懐かしいヌンチャク。極真空手の師匠のお店で購入したのですが、もう25年以上昔の骨董品。

当初かなり練習したので上手くなりましたが頭を直撃すると洒落になりません。接近戦において今でもヌンチャクは結構使えます。

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ただ実際に役立つのはこちらでしょうね。ヌンチャクは掴んで構えるまで一瞬の隙が生じますが、同じ体制ならこちらの方が先に防御可能。

家族を守るために何度かシュミレーションを行ってみましたがこれが最速。

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この警棒、実は我が家には3か所分散して隠してあります。

映画の様に突然賊に踏み込まれても、何処かのポイントでこれが掴める様にしているのです。

そして、私は就寝の際も普段着であり、いつでもそのまま外に出られる格好にしています。普段着といっても迷彩パンツにほぼ厳ついTシャツなので、恐らく襲ってきた側も面食らうでしょう。

日本は他国に比べ安全ですが、いつ何時悲しい事件の被害者になってもおかしくない現代。自分の身は自分で守りましょう。

2018年7月 9日 (月)

備蓄品更新

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大阪の地震、近畿地方の大雨、千葉県沖地震と日本列島は災害が頻発しています。

久し振りに地震アラートが大音量で鳴り出しましたが、何も出来ずその場に立って周囲を見回すだけだった私。これでは命を落としますね。

備えの備蓄品は定期的なチェックを行わなけばなりませんが、面倒なので半年に一回ほどで見直しを行っています。

今回も備蓄品倉庫を検証すると既に消費期限切れの食材がごっそり出てきました。

このいわしの缶詰は2016年6月に期限切れとなっていましたが、2年過ぎた状況でも美味しくいただけました。缶詰はもっと消費期限が長くても良いのではないでしょうか。

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備蓄品の代表格の水はこれまた2017年12月で消費期限が切れており半年超過。

確か2017年初め頃にアマゾンで大量買いしてそのまま倉庫に仕舞っていました。

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2Lの6本入りなので箱のまま保管し易いサイズでした。

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今回アマゾンに発注したのは2Lの8本入りだったので、当然ひと箱の外寸も大型化。

これでは開梱して収納しなければならないかもしれないと一瞬焦ります。

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そんな不安は杞憂に終わりジャストサイズで収まりました。

2L*40本なので80Lも必要かと言われそうですが、人間一人生きて行くためには一日2Lの水が必要であり、我家は家族が多いのでこれでも1週間分にしかなりません。

直下型に襲われれば2週間は物資が届かないでしょうから、本来この倍の量が必要。しかしながらそんなスペースは無く、更新の度に消費しなければならない出費を考えると、やはりこの量が妥当なのかと。

備えあれば憂いなしですが、実際の備蓄はロスも非常に多く実に難しいですね。

2018年7月 7日 (土)

恐怖の大王

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喉元過ぎれば熱さを忘れるとは良く言ったもので、東日本大震災であれほど怖い思いを経験し次は東京だと身構えたものの、7年を経てすっかり備えを怠っていました。

大阪で発生した地震発生からの状況は他人事ではなく、当時の記憶をまさしくフラッシュバックさせる映像となりました。

交通マヒによる通勤通学の混乱。ライフラインである電気、水道、ガスの停止。買いだめや物流の寸断による物資不足。

関東に直下型が来れば阪神淡路以上に東京は壊滅。考えるだけでも恐ろしい状況ですが、東京から逃げられない以上、出来る限りの備えを行うしかありません。

東日本大震災後に購入した発電機、懐中電灯、電池、非常時持出しリュック、水、備蓄等は今でも継続的に管理しており抜かりなし。

ただ、備蓄している食品の定期買い替えがなかなか難しく、いつの間にか消費期限が切れており度々捨てる事になってしまい、いつしか新しいものを補充する事を怠っていました。

保存期間の長い缶詰は山の様にあるので、パスタやパックご飯などを改めて補充しようと思います。

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今回新たに調達したのは新型のカセットガスコンロ2台と水2Lを40本。

大阪の地震後、間もなくアマゾンで水を検索しましたが、相当数の水が品切れになっていました。ただ、東日本当時とは異なり全ての水が品切れではなく、主要メーカー品が軒並み品切れではあったものの、一週間も経過するとほぼ入手可能な状態になりました。

何故今頃ガスコンロを買い替えるに至ったかと言うと、我が家のガスコンロはいつ購入したかも分からない非常に古いものであったため。

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時折、鍋や焼き物をするのに使用していますが、古いだけにいつ壊れてもおかしくない代物。

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改めて観察すると何とメーカーはタイガー魔法瓶。こんな物を販売されていた状況にも驚きますが、製造年月日が2001年11月であり17年も前の商品である事に二度驚き。

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今回購入したのはイワタニの風防付きガスコンロ。アマゾンで安くなっていたのでこちらを購入しましたが、ハードケースも付いており収納も楽。

大阪の例でもガスや水道の復旧は大変時間がかかりました。

仮に水を入手出来てもコンロが無ければ当面の調理も出来ません。ガスボンベも20本ほど購入しておいた方が良いかもしれませんね。

更新する食材と共にガスボンベも買い出しに行ってきます。

2016年4月26日 (火)

東京防災熟読

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無償で自宅に届けられていた東京防災、パラパラとめくって書棚に仕舞っていましたが、この度初めて熟読しました。

熊本の大地震発生からダウンロードサイトへのアクセスが殺到しており、連日8万件に急増しているそうです。

日本人は地震大国であり誰しもがいつ巨大地震に襲われてもおかしくない環境に置かれていますが、国民性なのか備えるという自助努力が不足している様に感じていたところ、日経新聞の記事では全国的に電池や肉の缶詰、ミネラルウォーターが熊本の地震以来、被災地だけではなく全国的に販売が急激に伸びているとの事。

私も同様でしたが、緩んできていた防災対策を改めて実感して行動している様です。皆さん来るべき日に備えましょう。

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我家では備蓄品に関しては東日本大震災以来、家族が1週間過ごせるだけの水、食料を蓄え、調理器具、発電機も備えていますが、熊本の震災報道で家からまず持ち出す、防災リュックの準備を行っていない事に気付きました。

今回の様に震度7や6強の巨大地震に何度も襲われれば、新耐震基準の家でも損壊します。自宅が損壊しても防災リュックに最低限の物が有れば、ひとまずそれを持って避難は可能。

一応防災リュック擬きは備えていましたが、収納物を改めて検証すると酷い有様。

何故か小型ラジオが3台、食料も水も無く現金も1万円のみ。これではこれを掴んで逃げても何の役にも立ちません。

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近日中に東京防災の冊子に倣って防災リュックの中身を更新する事に致します。

2016年3月25日 (金)

防災用手回し充電 【SONYポータブルラジオICF-B02】 vol.2

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実際に携帯の充電が行えるのか実験。

細々した部品が付属しています。オレンジ色のこの部品は何かと説明書を読むと、助けを呼ぶ笛らしい。一見笑えそうなアイテムですが、災害時に助けを求める笛は有用だと読んだことがあります。

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2年前の物なので使えない端子だろうと思いましたが、ガラケーの他、マイクロUSB端子も付属するので、私のスマホはこれで充電可能。

現在の物はiPhoneの端子も含まれているかもしれませんが、Sonyですから敢えて採用していないかも。

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本体の前面のキャップを開けて接続します。

この状況では充電されず、ハンドルを回すと発生した電気が送電されます。

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実際に回して充電状況を検証しましたが、速く回せばより強い電力が流れる訳でもないので、くるくると地道に回し続ける必要があります。

バッテリーが傷むような気がして途中でやめましたが、恐らく30分も回していれば半分位まで充電出来るのではないでしょうか。非常時に電池切れで万事休すという状況にならないことは心強い。

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使う日が来ないことを祈るばかりですが、その日に備えましょう。

2016年3月24日 (木)

防災用手回し充電 【SONYポータブルラジオICF-B02】 vol.1

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SONY 防災用 手回し充電 FM/AMポータブルラジオ ホワイト ICF-B02

アマゾンで6300円前後。

購入してもう2年くらいになるかもしれません。震災後にこれも中華製のメーカー不明の同じ様な商品を3000円程で購入したのですが、自宅に帰りテストを行ってみるとラジオが鳴らず。

早速店に持って行き交換してもらい、その後防災倉庫に眠ったままですが恐らくもうご臨終でしょう。

全電源が失われた震災時において、これほど心強い防災商品も無いので少々値は張りますが、信頼のSONYが販売している防災手回し充電は1台備えておく必要があります。

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昔からこの様な商品有りましたよね。ラジオ、ライト付きでハンドルを回せば電池要らず。

もっと大型でしたが子供の頃、サバイバルブームで同様の商品が発売され、垂涎の的だった覚えが有ります。

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想定よりラジオがクリアに入ります。高感度ロッドアンテナ搭載による事。

何より特筆すべき点は携帯電話に充電が行える事。震災時にはハンドルを回しっぱなしになる事が推測されますが、果たして発電ダイナモがどれだけ持つのかという点は気になります。

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上面は蛍光灯タイプのLEDライト。あまり明るくないので不要である様な気もしますが、夜間は有効なのかもしれません。

正面のライトも昨今のLED照明程の明るさは無く、古めかしい懐中電灯程度ですが。

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電池も併用可能。電池を入れて置いた非常用の懐中電灯やラジオが軒並み液漏れを起こして駄目になったので、電池は別に用意しておきましょう。

そして防滴設計になっており、多少の雨などでも利用可能。至れり尽くせりです。

後日携帯を繋いで充電試験を行ってみようと思います。

2016年3月11日 (金)

5年前の記憶

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我々の脳は自らの防衛反応で、嫌なことや辛い事は月日と共にその記憶が薄れていくものですが、あまりに衝撃的な記憶は鮮明に焼き付いて忘れる事が困難になります。

私も高層ビルが激しい音と共に頭上で揺れだし、モルタルの破片を被った鮮明な記憶が今でも思い出されます。

実際に津波に襲われたり肉親を亡くされた方々にとって、私の恐怖など比較にもなりませんが、明日は我が身と迫る直下型を警戒しながら早くも5年の月日が流れました。

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当時はまだカメラの趣味も無く、ガラケーでしたので自身で記録した写真は限られたものですが、今でもこれらの写真を見ると当時の状況が思い出されます。

物流が停止し店舗に物資を買う行列ができ、デパートまでもが臨時休業を余儀なくされました。
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JRは完全に運休し、私鉄も都心から先の妙な区間運休を行ったために通勤客は路頭に迷いました。

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ガソリンを購入するために長い列ができ、在庫が無くなったスタンドは閉店。私もガソリンを求めて大変苦労しました。

直接的の被害が及ばなかった状況ですら都心の機能は麻痺しており、直下型が襲った場合などそれこそ未曾有の災害になる事でしょう。

5年という節目で、我々はもう一度防災意識を高める必要があります。

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